学校ニュース

6年生 ✖️ KLVさん

  KLV参画授業です。KLVさんには、各学年の国語の授業の中で、文学的な教材を扱う単元で作品の読み聞かせを行っていただいています。鑑賞する場を設定していただき情感のある読み聞かせをしていただいて児童の作品鑑賞能力の向上に大いに貢献していただいております。

 

 今回の教材となる作品名は、

 宮沢賢治の「やまなし」でした。

 これは、もう私が小学生の頃も教科書に載っていた作品ですから、知らない人はいませんね。

 この後、授業で「イーハトーブの夢」(これは宮沢賢治の伝記)と「やまなし」を読み進めていくことになります。

 「やまなし」という作品は、寓話です。一見、童話ふうのこの作品を通して宮沢賢治が伝えたかったメッセージがあります。大人の皆さんはぜひ、これを機会に「やまなし」を読み返してみてください。(立場上宣伝はできませんが、youtubeで朗読をしている方など数多くがいらっしゃいます。)小学生の時には、見つけられなかったこの作品の新たな意味が感じられるかもしれません。

 続いての作品は宮沢賢治つながりで「注文の多い料理店」でした。こちらは、「やまなし」に比べて分かりやすい話ですが、これもまた、宮沢賢治の人生観、生涯を通して追求したことがメッセージとしてのせられている作品だと思います。

 KLVの皆様、ありがとうございました。今回の読み聞かせが6年生の学習に良い影響を与えたことは言うまでもありません。

 「注文の多い料理店」では、謎の店主からの注文が重なるにつれて、その意味を読み取り、どきどきしている様子が6年生たちの後ろ姿から感じられました。

 大人の皆様は、「注文の多い料理店」もこれを機会に読み直してみてはいかがでしょうか(これもyoutubeで検索すれば・・・)いつもの生活にちょっとした刺激を与えてくれるのではないかなと思います。

 

 2年生のリーバス体験については、明日、アップロードしますのでお楽しみに!