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巡回伝統芸能公演(落語)

 昨日文化庁による巡回伝統芸能公演事業「落語」が本校体育館で開催されました。来校された噺家は真打の桂米多朗さんと前座の立川幸吾さんです。家庭教育学級も兼ねていたこともあり、児童の保護者等同居の御家族にも参加を呼びかけたところ保護者の他に何名かの方に来ていただき、落語を楽しんでもらいました。

 公演は落語の歴史、衣装、使用する道具など落語の基礎知識から始まりました。その中で扇子や手ぬぐいを様々な物に見立て、仕草で表す様子には目を見張りました。会場の参加者もそばを食べたり手紙を書いたりする仕草を教わり、体験しました。
 

 公演は進み、前座の立川幸吾さんによる小話と落語「饅頭(まんじゅう)怖い」を聞いた後、桂米多朗さんに南京玉すだれの芸を見せていただきました。突然、体験してみてくださいと言うことで校長と教頭が壇上に呼ばれ、南京玉すだれを教えてもらいながらやってみましたが、玉すだれは一回伸びてしまうと元に戻すのが難しく簡単にはいきませんでした。
    

 続いて真打ち登場、桂米多朗さんによる落語「牛ほめ」です。仕草や表情を駆使した巧みな話芸に子どもたちはもちろん会場全体が引き込まれ、笑いにつつまれました。
 

 公演終了時に6年生によるお礼の言葉と花束贈呈を行いました。代表児童による公演の内容を踏まえたとても上手なお礼の言葉に感心しました。
 そして最後に児童と桂米多朗さん、立川幸吾さんとの記念撮影を行い、巡回伝統芸能公演事業「落語」が終了しました。笑顔あふれる貴重で楽しいとても有意義な経験をすることができました。桂米多朗さん、立川幸吾さんありがとうございました。