学校保健委員会

 昨日、学校保健委員会が開催され、4〜6年生の児童が参加しました。学校保健委員会は、第2回家庭教育学級も兼ねているので、保護者の方も参加されました。

 今年度のテーマは、「いろいろな性について考えよう」です。子ども達が、多様な性について知り、自分の性について考えたり、自分の身の回りの人にどのような気持ちで接していくとよいのか考えを深めたりすることを通して、自分も周りの人も自分らしく安心して生活できるようにすることを目的として実施しました。

 はじめに、保健・体育委員会の児童が、事前アンケートの結果を発表しました。

 次に、養護教諭が、スライドで、いろいろな性があることを分かりやすく説明しました。自分の在り方について悩み、そして、それを乗り越えてきた方々が自分の経験や考えを伝えてくれる動画も見ました。

 子ども達は、時に身を乗り出し、真剣に聞き入っていました。

 その後、ワークシートに自分のことを振り返って書き込んだり、動画に出てきた方が自分の友達だったとしたら、どのような声掛けや行動をするのか考えたりしました。どのような声掛けや行動をするのかについては、他の学年の友達や保護者の方と話し合いました。

 「男らしく」「女らしく」「普通だったら」「みんなと同じにしなければ」ではなく、誰もが「自分らしく」あることが大切だということを踏まえながら、どのグループも話し合っていたのが印象的でした。

 この時間で考えたことを、今後も生かしながら生活していってほしいと願っています。