経 営 概 要 令和4年度 鹿沼市立南摩小学校
1 教育目標と経営方針
(1)教育目標
『夢や希望に向かって学び、健康で心豊かな子どもを地域と共に育成する』
元気にがんばる子 思いやりのある子 進んで学ぶ子
①目指す児童像
・元気な心と体をもち、全力で取り組む子
・互いのよさを認め合い相手の気持ちを考えて行動する子
・よく考え、学び合う子
②目指す学校像
「一人一人の児童が輝く、楽しい学校」
(2)学校経営の方針
学校教育目標の達成を目指して、全教職員で協働し、創意に満ちた学校経営を推進する。
① 児童が安全に安心して活動できる教育環境づくりと危機管理体制の整備を通して、児童の 生命や人権が守られる、児童はもとより保護者や地域にとっても、安心・安全な学校づくりを推進する。
② 児童一人一人に寄り添い、それぞれの良さや可能性を伸ばしていくために、保護者や地域と協働しながら、最善を尽くす信頼される学校づくりを推進する。
を推進する。
③ 多様な他者との関りを通して、自己肯定感や自己有用感を高める教育活動を実践し、児童にとって楽しく居がいのある学校づくりを推進する。
④ 「誰もが、分かる・できる喜びを味わえる授業」の実践と、地域のよさを生かした豊かな体験活動の実践を通して、確かな学力を身につけることができる、児童にとって、行きがいのある学校づくりを推進する。
⑤ 地域の教育資源を積極的に活用し、創意工夫を生かした特色ある学校づくりを推進する。
(3)本年度の努力点
<元気にがんばる子>
① 自分の命を自分で守る力の育成 5
・安全管理、生活安全指導の徹底
・交通安全指導の徹底
・避難訓練の充実と危険予測、回避能力の育成
②基礎体力向上と健康教育の充実 5
・外遊びの奨励(共遊の実施)
・教科体育の質的向上と体力向上月間を活用した体力向上と運動習慣づくり
・地域と共に行う食育の推進(給食指導・地域食材の活用と食材の生産) 1 ◎
・健康的な生活習慣定着のための健康指導の充実(感染防止に関する指導、歯の衛生管理に関する指導、性教育、薬物乱用防止教室の実施・睡眠とメディアとの付き合い方に関する指導等)<小中で一貫して取り組む教育活動>
<思いやりのある子>
② 自己肯定感を高め、思いやりの心を育てる教育の充実
・学校の教育活動全体を通した道徳教育の充実 4
・自他の大切さを認める人権教育の充実 8
・自己有用感を高める特別活動の充実6
・認め合い活動の充実
④豊かな人間関係づくり6
・あいさつの励行徹底<小中で一貫して取り組む教育活動>
・学級経営の充実6
・ピア・サポート活動の推進
・多様な他者と関りながら学ぶ豊かな体験活動の推進1 11
⑥ 一人一人に寄り添った自立への支援 7
・的確な児童の実態把握(各種調査の実施と分析)
・児童の願いの把握(よろしくお願いシートの活用)
・個に応じた適切な対応(家庭、関係機関との連携)
<進んで学ぶ子>
⑦ 確かな学力の定着 2
・誰もが「わかる・できる喜びの味わえる授業」の展開(学校課題の推進)
~インクルーシブ教育の実現に向けた授業づくり~
・学業指導の充実<小中で一貫して取り組む教育活動>
・読書活動の推進
・外国語・外国語活動の充実 3
⑧ 主体的・対話的な学び合いの実現 2
・「聞く」ことを大切にした指導の実践
・自分の考えを伝え合う場の設定と工夫
・学び合いの場の設定と工夫(学校課題の推進)
⑨ ICTを活用した学びの推進 9
・ICTを活用した個別最適な学びと協働的な学びの推進
・情報モラル教育の推進
・教職員研修の充実
<下支えするもの>
⑨学級経営の充実と個に応じた特別支援教育の充実 6 7
~互いに違いを認め合い、所属感を高める学級経営~ インクルーシブ教育的視点
・学習指導の基盤づくり~安心して生き生きと学べる親和的な学級集団づくり~
・心の教育の充実 ~互いの違いや良さ、成長を認め合える学級集団づくり~
・学習指導の充実 ~学び合い、互いを高めていける学級集団づくり~
⑩ 研修の充実
・学校課題の推進
・現職教育(一般研修・学校課題)の質的向上
・教職員評価制度による目標設定、実践と評価
⑪ 地域に開かれた特色ある学校づくりの推進 ◎ 1 11
・地域と共に行う食育の推進
・地域の教育資源や隔週環境を活用した総合的な学習の時間の充実
・小中での一貫した教育活動の推進
・保小連携の推進 10
(4)地域及び児童の実態
○地域の実態
鹿沼市の南西部に位置し、旧南摩村南部の西沢・佐目・油田・下南摩からなり、 山と川と緑の自然に恵まれた地域である。以前は米作りを中心にした農村地帯であったが、現在は旧市内や木工・工業団地等に通勤する家庭が増えている。住民の学校教育に対する関心は高く、学校に協力的である。南摩ダム工事のため大型車の往来が多く、登下校は見守りボランティアとの連携を図った安全指導を実施している。
○児童の実態
児童は明るく素直で小動物や草花をかわいがる児童が多い。異学年の友達とも 分け隔てなく遊ぶことができる。教職員に対する信頼も厚く、学校へ行くのが 楽しいと感じている児童が多い。物事に対して受動的な児童が多く、「自分の夢や希望を叶えるための5つの力」を身につけようと、主体性・対話力・寛容な心・活用力・あきらめない心の5つを本校の育てたい資質・能力・態度とし、その育成に努めている。
2 学校の努力する課題
誰もが、「分かる・できる喜び」が味わえる授業づくりの工夫
~インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細かな支援と指導の在り方~
3 特色ある教育活動
(1)地域に開かれた特色ある学校づくりの推進
①地域と共に行う食育の推進
②地域の教育資源や学習環境を活用した総合的な学習の時間の充実
③小中での一貫した教育活動の推進
④幼保小連携の推進
(2)インクルーシブ教育の実現に向けた授業づくりの推進
明治 | 20 | 下南摩学校(創立明7.6)西沢学校(同7.8)隆文舎(同7.6)を併合し、油田尋常小学校として発足する。 | |
25 | 南摩第一尋常小学校(尋常科4年)と改称し、同年12月高等科を併設して南摩尋常高等小学校と称する。 | ||
31 | 旧中央校舎(二階建747㎡)を新築する。 | ||
40 | 学制改革により尋常科6年・高等科2年の移行措置をとる。 | ||
大正 | 3 | 職員住宅(81㎡)を建築する。 | |
13 | 旧西校舎(平屋建417㎡)を新築する。 | ||
昭和 | 3 | 天皇陛下の即位を記念して校旗を制定する。 | |
3 | 旧東校舎(二階建573㎡)を新築し、開校式を挙行する。 | ||
8 | 学校所有の裏山の開墾を始め、昭和10年に完成させる。 | ||
16 | 旧練馬場を運動場に改造し「高木校庭」とする。 | ||
16 | 国民学校令の公布により南摩村立南摩国民学校と称する。(児童数625人) | ||
22 | 学制改革により高等科を分離し、南摩村立南摩小学校と称する (児童数484人) | ||
27 | 学校図書館を開設し、図書2,000冊を備える。 | ||
30 | 市村合併により鹿沼市立南摩小学校と称する。(児童数248人) | ||
37 | 校舎南側に鉄骨金網のフェンス(97.8m)を設置する。 | ||
42 | 校歌を制定する。創立80周年記念式典を挙行する。 | ||
51 | 宿日直が廃止され、夜間は学校無人化となる。 | ||
53 | 学校の夜間警備がガードマンにより巡視制となる。 | ||
54 | 市の水道本管に学校の水道管が接続される。 | ||
55 | 栃木国体の聖火リレーに代表が参加し、全校生が見学する。 | ||
60 | 校門西側のフェンス金網張替え、防球ネット取付工事を行う。 | ||
60 | 校舎新築に関連した取付道路、校舎の一部取壊し、校庭拡張工事開始する。 | ||
61 | ジャングルジム更新、給食室、便所、手洗場、渡り廊下を取壊す。 | ||
62 | 南摩小学校同窓会設立総会実施、新校舎完成、旧校舎を取壊す。 | ||
63 | 体育館完成、創立百周年記念並びに校舎・体育館落成祝典を実施する。体育館周辺の緑化を行う。小鳥舎・池を設置する。 | ||
平成 | 元 | マーチングバンドを結成する。 | |
2 | 校庭東側および側溝の改修をする。 | ||
3 | 校庭東側に金網フェンスを設置、体育館東側に高さ6mの防球ネットを設置する。 | ||
4 | 1・2年教室前のベランダに防護柵を取り付ける。 | ||
5 | 校名板を設置する。 | ||
6 | 校庭南側の砂止め工事をする。 | ||
7 | 校舎東・北側を舗装にする。 | ||
8 | 校舎北側出入り口を設置する。 | ||
19 | ゴミステーション設置、校庭南側の砂止め改修工事をする。 | ||
11 | プ-ル完成 | ||
15 | 個別支援学級(知的)設置、オープンスペース東側スロープ、校庭へのスロープ設置 | ||
16 | 校庭へのスロープ改修工事、校舎から体育館への通路改修工事 | ||
17 | 給食室改修 | ||
18 | 個別支援学級(情緒)設置、南摩地区給食拠点校として共同調理開始 | ||
18 | 校庭東側に体育館東側と同じ高さ6mの防球ネットを設置、正面門の門扉設置。 | ||
20 | 校内無線LAN(ラン)工事完了 | ||
22 | 池の周囲柵設置、体育館屋根雨樋修繕工事完了 | ||
24 | 文部科学省委託事業「栄養教諭を中核とした食育推進事業」の実施 | ||
25 | 給食室屋根の全面改修 | ||
27 | 裏山崩落により給食室破損改修 | ||
28 | 裏山崩落改修工事完了 | ||
令和4年4月1日現在
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 計 | |
男 | 3 | 8 | 6 | 9 | 8 | 6 | 40 |
女 | 3 | 2 | 7 | 4 | 2 | 9 |
27 |
計 | 6 | 10 | 13 | 13 | 10 | 10 |
67 |
学級数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 6 |
特別支援学級数( 2 ) |
栃木県鹿沼市油田町1000
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