2023年7月の記事一覧
今日の授業から(1・2・3年生)
今日も、暑い日です。暑さに負けず、子供たちはがんばっています。
1年生の朝顔が、ずいぶん大きくなりました。毎朝、登校すると、子供たちは、ペットボトルのジョウロで水やりを続けてきました。ようやく一つ二つと花が咲き始め、つぼみもたくさんできてきました。
廊下の七夕の掲示も完成していました。色とりどりの短冊がきれいです。
2年生は、生活科で、夏の生き物の学習をしています。今日は、上級生が教室にやってきて、生き物の触り方や捕まえ方、世話の仕方などを教えてくれました。
3年生は、総合的な学習の時間に、プログラミングの学習を行っていました。ブロックを使ったプログラミングで、みんな夢中になって組み立て作業を行っていました。
1・2・3年生は、今日は、水泳の授業もありました。水がとても気持ちよさそうです。みんな、水に慣れ、顔を水につけること、潜ること、泳ぐこと、それぞれの課題に向かってチャレンジしていました。
昇降口には、地域の方からいただいたお花が飾られています。夏らしい鮮やかな色の花です。いつもありがとうございます。
七夕献立
今日の給食は、七夕献立でした。メニューは、バターロール、お星さまコロッケ、ブロッコリーサラダ、七夕スープ、七夕ゼリーです。あちらこちらにお星さまがあります。
季節の行事にちなんだメニューを、子供たちも喜んで、おいしく食べていました。
今日は「おはなし給食」の日でもありました。図書支援員さんとのコラボレーションで、年に何度か実施されます。七夕献立に合わせて、図書支援員さんと児童が七夕にまつわるお話の読み聞かせ動画を作りました。
また、七夕に先立ち、1年生は、短冊に願い事を書いていました。一人ひとり、すてきな願い事を書いていました。教室前の掲示コーナーにみんなで飾っていきました。願い事がかなうといいですね!!
南摩の昔ばなし(KLVさんのお話)
昨日は、鹿沼市の図書館ボランティアのKLV(カリブー)さんが、来校し、1年生と6年生に南摩地区の昔ばなしを聞かせてくださいました。
南摩地区には、七不思議や言い伝えがたくさんあり、この日は、1年生と6年生の教室で、そのお話の一つをしていただきました。
1年生は、西沢町湯原崎の「北向地蔵」のお話です。南摩地区コミュニティ推進協議会作成の昔ばなしのパンフレットをいただき、子供たちはそこにある写真を見ながら、お話を聞きました。
初めは南向きにまつられたお地蔵様が、いつしか北向きになり、何度直しても北を向くことから、北がお好きなのだろうということで、今でも北向きにまつられています。1年生は、聞いたことのない昔の言葉の意味を確かめたりしながら、不思議なお話に浸っていました。
6年生は、西沢町の「浄海橋」のお話です。この橋をくぐると、はしか(麻疹)が軽くなるという言い伝えがあります。なぜ、浄海橋がそのような場所になったのかといういきさつのお話です。KLVさんの柔らかい語り口に、6年生は静かに聞き入っていました。
南摩小の子供たちは、本が大好きな子が多く、図書室からたくさんの本を借りて読んでいます。みんなで4000冊を目指すことを目標にしていますが、今年度が始まって3か月あまりで、既に1500冊を超えています。これも、KLVさんや図書支援員さんが、図書室を本に親しむ素敵な環境にしてくださっているおかげです。
南摩地区の昔ばなしは、本とはまた違う、伝え聞きのお話を味わう楽しさがあります。このようなお話を聞く機会を作ってくださるKLVさんの取組も、子供たちはいつも楽しみにしています。
国語科「敬語」(5年生)
昨日、5年生は、国語科の授業で敬語について学習していました。30日の授業参観の続きの授業です。
前時で学習した丁寧語、尊敬語、謙譲語の知識を基に、今日は、場面に合う使い方について考え、敬語を使うことに慣れていくことを目標としています。
まず、最初は、敬語を使わずに校長先生と話す場面を、先生と児童でデモンストレーションしました。それを見て、子供たちからは、「話している方は楽しそうだけれども、相手はどうだろう?」「校長先生は、きっとドン引きしている」などといった感想が出ていました。
次に、デモンストレーションされた会話を、適切だと思う言い方に直しました。それを基に、グループで話し合い、ワークシートに書き入れていきました。丁寧な言い方でも、少しずつ言い回しが違うこともあります。互いにそれを口にしてみながら、より良い言い方を選んだり、複数の言い方を書き入れたりしていました。丁寧語だけではなく、尊敬語や謙譲語で表せる場合があることにも気づき、タブレットで調べている児童もいました。
最後に、グループごとに、直した会話を発表しました。「これなら相手に伝わりそう」「児童役の態度が良いように感じる」「校長先生も聞きやすかったと思う」といった感想が出されました。互いの班の発表を聞いて、いろいろな言い表し方があることにも気付いた様子でした。
これからも、様々な場面に適した表現を選んで、相手に伝えていってほしいと思います。今日、5年生の教室に行くと、「校長先生が、いらっしゃった!」と言われました。授業で学んだことを、さっそく使いこなしている5年生です。
この授業は、本校の研究課題である「誰もが分かる・できる喜びを味わえる授業づくりの工夫〜インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細やかな支援と指導のあり方の充実〜」の第1回授業研究会の授業でもありました。
児童が下校した後、宇都宮大学教職大学院准教授や鹿沼市教育委員会の指導主事、大学院生や内地留学の教員の方々も参加して、今日の授業について話し合いました。様々な角度から授業について話し合い、本校の児童がよりよく学べる授業づくりについて考えを深めていく時間となりました。
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