学校ニュース

小学生からお手紙をいただきました

 

 

令和6年11月19日

先日、小学生からお手紙をいただきました。

少し前の水曜日。本校学区内の南摩小学校に通う2年生の女の子が、下校途中転んでけがをして泣いていました。そこに本校の生徒たちが偶然通りかかりました。生徒たちは、女の子のことを心配し、女の子の通う小学校に連絡をしに行ったり、保護者が到着するまで一緒にいてなぐさめたりしていました。それから一週間後。女の子のお母さんから学校に「娘が、助けてくれたお兄さんお姉さんに手紙を書いたのでお持ちしてもよいでしょうか。」と電話があり、女の子が書いた手紙を届けてくださいました。お母さんによると、女の子は、中学生に優しくしてもらったことがうれしくて何とか感謝の気持ちを伝えたいと考え、お母さんと女の子でいろいろ考えた末に、手紙を書くことにしたのだそうです。

いただいた手紙は、その日のうちに、全校生徒の前で読み上げられました。学校中があたたかな空気で包まれたことは言うまでもありません。生徒たちからは、「こんなにも思ってくれてありがたいです。」、「これからも人の役に立てることがあればどんどんしていきます。」、「この女の子こそすごく優しい子ですね。」といった言葉を聞くことができました。

幸いにも、女の子のけがもどんどん良くなっているそうです。

お手紙を書いてくれた女の子。本当にありがとうございました。届けてくださったお母さん。本当にありがとうございました。

優しさの連鎖。つなげていきます。