学校ニュース

板荷の人の苦労を感じよう〜穴掘り体験〜

 四年の社会で久保田堀を学習しました。

 板荷は麦、稗、蕎麦、芋など畑作物が主食糧の山郷でした。そのため、村民有志140人が明治2年5月1日に日光県に働きかけ、同県開墾方権大属久保田譲之助の協力を得て同月26日に着工し、同年10月20日に竣工。悲願の水が流れるようになったのです。この用水路は久保田堀と呼ばれ、今も使われています。

 4.1キロメートル、赤城山を貫通させるために人々は昼夜を問わず、掘り続け、中には倒れる人も出たそうです。その苦労を少しでも感じてほしいと考え、穴掘りをしました。

 子どもたちからは、

「これを半年も続けるなんて信じられない。」

「昔の人は本当にすごい。尊敬する。」

などの感想が聞かれました。