令和5年度 日誌

和楽器体験(4・5年生)

 本日、4年生と5年生が、和楽器体験を行いました。音楽科の授業で、日本の楽器について学びますが、本校には和楽器はありません。子供たちが和楽器を体験できる機会として、今日は、音楽ボランティアグループ「かのん」の皆様と共に、尺八奏者と琴奏者のお二人が講師として来校されました。

 はじめに、尺八と琴についてお話があり、その後、「春の海」を演奏していただきました。子供たちは、その音色にじっと聴き入っていました。

 グループに分かれ、体験活動も行いました。琴では「さくらさくら」の最初のフレーズを演奏しました。尺八では、指使いをみんなでやってみました。楽譜も西洋のものとは違って、漢字や片仮名で書かれており、子供たちは興味深く見ていました。

 子供たちからは、「DVDで見た時は簡単そうだと思ったが、実際にやってみると難しかった」「実際の音色は、迫力があってきれいだった」といった感想が出されました。

 講師の皆様、「かのん」の皆様、貴重な体験の機会を設けていただき、大変ありがとうございました。

 朝のKLVさんの読み聞かせは、今日は、スペシャルバージョンでした。卒業を控えた6年生に向けて、パネルシアターで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を見せてくださいました。ブラックライトで幻想的な場面が浮かび上がります。3名のKLVさんの息の合った読み聞かせの世界に、6年生も没入していました。

 KLVの皆様、素敵な読み聞かせをありがとうございました。

 

今日の授業から(4年生)

 昨日から暖かい日が続いています。今日の4年生は、理科の実験の授業を行っていました。4年生は「水のあたたまり方」の学習を行っており、今日は、水が沸騰した時に出てくる泡の正体を調べる実験をしました。3学期は、どの学年も「物質とエネルギー」の学習をしているため、理科室では、様々な実験が行われています。

 ビーカーに水と沸騰石と逆さにして袋をかぶせた「ろうと」を入れます。水を熱すると、ぶくぶくと泡が立ちますが、その泡を「ろうと」の細い管を通して袋に集めるという実験です。みんな、熱している水や袋の様子をじっと見つめています。

 実験の後、袋の中やビーカーの様子から、沸騰した時に出てくる泡の正体を考察しました。

   13日には、第4回学校運営協議会が、上南摩小学校で開催されました。今年度最後の会議です。今回は、令和5年度の各校の取組や保護者・児童生徒アンケートの結果報告、次年度の計画などを行いました。

 今年度から新たに始まった学校運営協議会制度ですが、委員の皆様の多大なるご協力のおかげで、南摩地区の子供たちを豊かに育成するための取組を共に進めることができました。委員の皆様、大変お世話になりました。次年度も、南摩地区3校の子供たちの教育の充実に、引き続き、心強いお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

今日の授業から(2・3年生)

 今日の2年生と3年生は、体育科の授業で、なわとびに取り組んでいました。

 何やらみんな楽しそうです。前跳びをしながら、足ジャンケンをしています。

 勝ったチームの後ろに、負けたチームが並びます。ジャンケン列車のなわとびバージョンを行っていました。一列になってすごい勢いでかけ足前跳びをしていきます!

 列が長くなると、真剣な表情で勝負を見守ります。

 どの子も楽しみながら、たくさんの回数を跳んでいました。この時間には、「南摩小なわとびカード」を使って、様々な技にも挑戦します。技のコツは、タブレットで動画を見ながら学んで行くそうです。

 図書室では、KLVさんが掲示物を作ってくださっています。各都道府県の特色を折り紙で表現しています。どれも見事な美しさです。

 今日の給食は、昨日の初午にちなんだ献立です。赤飯、鶏肉の香味焼き、塩昆布漬け、しもつかれ、シューアイス、牛乳です。しもつかれは、子供たちが食べやすいようにアレンジしてあります。

「かのん」ミニコンサート

 昨日、「かのん」ミニコンサートが開かれました。本校には、「かのん」という、20年以上活動してくださっている音楽ボランティアさんのグループがあります。毎年、子供たちのために様々な演奏家を招いてのミニコンサートや音楽体験の場を設定してくださっていましたが、コロナ禍の中、しばらく開催が見送られていました。

 昨日のミニコンサートは、4年ぶりの開催です。「かのん」の3名のボランティアさんと共に、メッゾソプラノ歌手とピアノ演奏家のお二人が来校しました。

 低学年の部では、「アナと雪の女王」「アラジン」のディズニー楽曲や、テレビの主題歌である「ツバメ」などに、子供たちが惹きつけられました。最後は、「ありがとうの花」を手話も入れながらみんなで歌いました。

 高学年の部では、イタリアのカンツォーネ「オー・ソレ・ミオ」や瀧廉太郎の楽曲「花」、「花が咲く」、手話と共に歌った「ありがとうの花」、アンコールで「アナと雪の女王」の楽曲を楽しみました。子供たちは、迫力のある歌声やピアノの演奏に聞き入っていました。

 子供たちの感想からも、生の演奏の迫力やすばらしさを感じ取っていることが伝わってきました。講師の皆様、「かのん」の皆様、CDなどでは味わえない生の演奏を聴く機会を作っていただきまして、大変ありがとうございました。

 今朝は、読み聞かせボランティアのKLVさんが来校し、4年生と5年生に読み聞かせを行ってくれました。4年生は、南摩地区の七不思議の一つ、「象間の夜泣き石」のお話でした。

 ボランティアさんのおかげで、本校の子供たちは、心が豊かになる様々な体験をすることができています。

小中交流学習

 昨日、6年生は、南摩中学校に出かけてきました。上南摩小の6年生と共に、小中交流学習を実施しました。4月からの中学校での生活を安心してスタートできるよう、1日の流れや年間行事、先生、部活動について、中学生がスライドを見せながら説明してくれました。

 その後は、班に分かれ、中学生が6年生の質問に答えてくれました。

 終始、中学生は、優しく丁寧に、そして時にはユーモアも交えながら、分かりやすく教えてくれたので、6年生も、先輩たちと過ごす4月からの中学校生活が楽しみになった様子でした。南摩中の生徒会役員さんと2年生の皆さん、すてきな時間をありがとうございました。

 6年生の教室には、卒業式までのカウントダウンカレンダーが飾られています。南摩小学校で過ごす日も、あと26日と、残り少なくなってきました。卒業式の準備も始まっています。