日誌

2019年7月の記事一覧

11日 聴くことは宝箱

 11日の魔法の日めくりメッセージです。

聴くことは宝箱 ~お話は最後まで・・・~

相手の話が終わるまでしっかり聴くことで、
自分より相手を優先することが出来、
注意深く聴き取る力、集中力が身に付き、
よく知ることが出来ます。
習慣化すると、人をまとめる力、
リーダーシップ力にもつながります。

まず、お母さんが子どもの話に
「あいづち」をうちながら、最後まで聴くことで、
子どもに満足感が得られ、
自然に最後まで話を聴ける子に育ちますよ。

 話を聴くことには様々なよさがあります。話を普段聴くことができない場合、一緒にお風呂に入ることで可能になります。また、絵本などを読み聞かせすることも効果的です。

10日 自己責任力

 10日の魔法の日めくりメッセージです。

自己責任力 ~脱いだ服、片付けられるかな?~

脱いだ服は、ついつい、親が片付けてしまいますが、
ここではぐっと堪えて自分で片付けられるように
導きましょう。

自分の行動に最後まで責任を持つ。

伝えたい大切な「自己責任能力」を
毎日の繰り返しの中で身に付けさせてあげましょう。


 自分のことが自分でできるように1年生から学んでいます。1年生は学校に来たら、ランドセルの中のものを机の中などにしまって、ランドセルをロッカーに片付けます。黒板にかいてある明日の連絡帳を書き始め、8時10分からの朝の学習ができるようにしています。6年生のお手伝いもありましたが今は自分でできるようになっています。繰り返しの中で身に付けることは他にあります。自分のことは自分でできるように見守って、励ましていきましょう。

9日 家族の輪は会話から!

 9日の魔法の日めくりメッセージです。

家族の輪は会話から! ~楽しくみんなでごはんを食べよう!~

「お喋りしながら楽しく食べる。」
毎日必ずとる食事の時間は、
家族の大切なコミュニケーションの場で、
会話のキャッチボールが出来る場、唯一の家族共通の場です。

会話で心が通い合うと、
何でも話し合える仲になり家族関係が上手くいきます。

テレビを見ながら食事を摂ると集中力がなくなり、
味覚も分からず無関心な子になりますよ。


 一緒に食事をすることには、大きな意味があります。衣食住の「食」を司っており、その場での楽しい会話によってつながりや絆が深まっていきます。朝食や夕食のいずれか一つは、一緒に楽しい場になるようにしていきましょう。

家庭教育学級 子育て交流のつどいの講演会からパート2

 印象に残ったことの3つ目は、思春期の子どもたちにとって【「とりあえず聴く」「ゆっくり話し合う」「否定せずに」「尊重する」「見守る」】を基本としながら、守る愛(母性性)と放す愛(父性性)をもって支援することの大切でした。子ども大人のときと大人子どもがクルクルと変化する時期
 4つ目は、滅私奉公から滅公活私の時代になっており、ライフスタイルの変換がある(「滅私奉公」のことを知らない保護者が多かった)。だからこそ、我慢できない子どもは集団の規則を守ることや勉強することにどういう意味があるかがわからない。内省することが必要になっている。
 5つ目は、放牧の勧めでした。柵を広げるけれど枠があるようにすること。その中で保護者が仲良く、共感性を育むことが大切。
 以上、5つのことが印象に残りました。ケーブルテレビでも7月23日に放映される予定と聞きましたのでご覧ください。

8日 自分は大切な存在!

 8日の魔法の日めくりメッセージです。

自分は大切な存在! ~手洗いうがいは大切だよ~

手洗い・うがいを通して、
自分の体を大切にする習慣を身に付けましょう。
手を洗うとは、表裏、爪の間まで気を付けること。
うがいは、喉の奥の見えない汚れを取ること。
見えていることだけにとらわれないで、
自分を大切にしましょう。

すぐに結果が見えないことでも習慣化することで、
自分というものは、外見だけでなく、
”中身も大切なんだ”と分かります。

自分を大切に出来ているようになると、
他の人・ものも大切にする事が出来るようになりますよ。


 よい歯の表彰を予定しています。6年連続ですべて健全歯(未処置歯も処置歯もない健康歯)であった6年生は6名います。素晴らしいことです。自分を大切にすることの一つです。また、5年連続な5年生は5名、4年連続な4年生は4名、3年連続な3年生は6名、2年連続な2年生は7名です。

7日 無償の愛を満タンに!

 7日の魔法の日めくりメッセージです。

無償の愛を満タンに! ~ぎゅ~っと抱きしめ合おうね♡~

無条件に抱きしめましょう。
心を抱きしめることで、
きっと、強がりや意地っ張りな心がほぐれ、
素直な心が戻ってきますよ!
”下の子が生まれた!”
”喧嘩した!”
”叱った!”
そんな時には特に、しっかり抱きしめて愛を伝え、
安心させあげましょう。

今日は7日目、子どもをしっかり抱きしめましょう♡

 子どもの心のエネルギーが空になると、やる気や意欲はでません。もちろん大人も同じです。私は子どもたちの元気なあいさつでエネルギーをもらうことができています。心のネルギーを貯める器が子どもによって大きかったり、小さかったりします。大きくなった子はときどきで大丈夫ですが、まだ小さい子には沢山のエネルギーを貯め続けることができるようにお願いします。

家庭教育学級 子育て交流のつどいの講演会から

 今日、文化センターにて子育て交流のつどいの講演会がありました。「思春期の子どもとの関わり・親子のあり方」と題して、臨床心理士 小林順子先生(国際医療福祉大学クリニック 言語聴覚センター)の講演でした。
 印象に残ったことの一つは、「思春期とは第2の乳幼児期である」ということでした。乳幼児期に積み残した課題が思春期に再発するそうで、その課題を思春期に解決しておけば問題なく成人になれるとのこと。小学生の場合、学童期(中学年まで)と思春期(高学年から高校生)にいて、脳の発達は1歳で70%、5歳で95%、10歳で大人とほぼ同じになるそうです。
 二つ目は、昭和と平成の時代でのおんぶを比較した写真です。当然、時代の環境が異なりますので、昭和では赤ちゃんの顔が母親のすぐ近くに出ており、一緒に同じ物を見つめる(共同注視)が可能で、近所の方との会話ややりとりに参加する(三者関係・三項関係)できやすいことでした。一方、平成では言い方が悪いが、赤ちゃんが物のように扱われていると感じられました。赤ちゃんの顔は下にさがっているので母親に分からず、横を見ている様子でした。そのため、筋肉が発達しにくいとのことでした。

6日 役立つ事の「喜び」を知ること

 6日の魔法の日めくりメッセージです。

役立つ事の「喜び」を知ること ~お手伝い出来るかな?~

どんな小さなお手伝いでも、
沢山の「有難う」のシャワーを浴びせて、
褒めて認めてあげましょう!

人のために行動することに喜びを実感すると、
将来、社会に貢献でき、
思いやりや責任感が育まれ、
志の持てる子になりますよ。


 誰かのために役立つことができるようになるためには、褒められた、認められたということを実感したり、自覚したりすることが必要になります。「だれかのために、みんなのために」行ったことが承認される経験が多いお子さんに育ててることが大切だと「エミール(ルソー)」も述べています。「自分のために生き、みんなのために生きる」そんな子どもたちを育んでいきましょう。

5日 安心感は、勇気と行動力の源!

 5日の魔法の日めくりメッセージです。

安心感は、勇気と行動力の源! ~ずーっと、ずっと「いってらっしゃい」「いってきます」~

子どもは毎日、
新しいことに出合うために出発します。
しっかり、姿が見えなくなるまで
見送ってもらうことで、安心して旅立てるのです。
安心感が得られないと、不安で、
何事にも消極的になります。
安心感が得られると、エネルギーが充満して、
自分らしさが発揮できます。

「いってらっしゃい」「いってきます」の掛け合いで、
1歩前へ進めるのです!


 子どもの中に安心感が得られるかどうかです。安心感が得られるときには、実際にはいなくても心の中に「いなくても見守られている」という感覚が育つ必要があります。「愛着の形成」ということになります。小学校入学前に「愛着の形成」がなされないと、学校生活で困難な場面が生じてきます。お子さんによっては、十分に獲得されないこともあります。小学生の子どもたちに安心感が育つように、褒めて、認めて、励ましましょう。

4日 「あいさつ」は人とのつながり・結びつき

 4日の魔法の日めくりメッセージです。

「あいさつ」は人とのつながり・結びつき ~目を見て「あいさつ」してるかな?

目を見ることは相手を認め、
信頼関係を結ぶ第1歩になります。
朝1番の「おはよう」は、
1日の清々しいスタートがきれますよ!

沢山の「あいさつ」を探して声に出してみましょう!
きっと、新しいつながりや、お友達と出合えますよ。


 毎朝、校門で子どもたちを迎えていると、元気な「あいさつ」ができる子は自分に自信があったり、エネルギーがあったりする感じています。私も負けなぐらいに「あいさつ」をしてエネルギーを与えています。互いがつながり、結ばれていることを実感しながら。