学校ニュース

震災について(NIE教育)

東日本大震災から今年で10年になります。先日(2/13)の地震を体験した児童たちに、『地震を体験したばかりのこの時期に、じっくりと考えてもらいたい』という担当者の思いを込めて、NIE教育の掲示板に各紙の東日本大震災の特集記事を掲示しました。

「あのときの記憶」「復興の軌跡」「がんばろう!日本」「災害への構え」など、各紙様々な視点からの記事です。

写真の前で足を止めて、記事に夢中になる児童たちは5・6年生たちです。東日本大震災の時は、1~2歳だったので、記憶はほとんどないようです。また、東日本大震災の際に、ボランティアを行った二人の中学生の実話を教材にした道徳の授業も実施しました。災害の被害を目の前にして、自分の中にある「いてもたってもいられない心」をじっくりと見つめ直した授業でした。

キラキラNIEの活用をとおして、児童たちは様々な事象を身近に感じ、自分の問題として考え、今の自分の考え方について揺さぶりをかけることができます。そこには、気づかなかった価値の意味を理解したり、「こうなりたい」といった憧れの気持ちをもつきっかけにもなったりします。

これからも、児童たちとともに考え、学びを深めていく事ができる教育活動を進めていきたいと思います。キラキラ