学校ニュース

古文書で授業!


 今日の5校時の6年生の社会科は、栃木県立文書館の学校支援事業として、2名の先生が来校して授業をしてくださいました。テーマは、幕末の「ペリー来航」です。日米和親条約が結ばれる前に、日本側とアメリカ側がそれぞれ接待した献立が書かれた実物の史料を見せていただきました。読める文字から、どんな献立だったのかを調べました。当時のもてなし料理や食物の違いを知る手がかりとして、また、その情報がいかに正確に地方へと伝達されていたかを知る史料として大変貴重なものでした。
 また、鹿沼の名主さんの家にあったという地図も見せていただきました。ペリー来航に関する古文書が鹿沼や大田原に残されていて、それらが今は、栃木県立文書館に保存されています。その古文書を使って、今日の授業を行いました。子供たちは鹿沼という身近な地域の史料を使って授業をしたので、ペリー来航という大きな出来事に関心が深まったようです。

   
(貴重な史料なので、マスクをしていました。)