学校ニュース

ふるさと学習(竜蓋山)


 本校の北側には、竜蓋山(標高325メートル)という名前の山があります。竜蓋山には、「上南摩上の城」があり、「竜蓋山城」とも呼ばれていました。この城は、「非常時の詰めの城」だったそうです。校歌の3番に「竜蓋山の靄晴れて」という歌詞があります。学校だよりの名前も「竜蓋山」です。
 ふるさと学習で調べていた児童が、「なぜ、竜蓋山という名前なのかな?」という疑問を持ちました。調べてみたいと思っていたところ、鹿沼市文化課の方のお話を聞いて知ることができました。
 「竜蓋山」という名前は、上南摩だけでなく、他の地域にもあり、そこには、お城があったそうです。ようがい(要害)がなまって、「りゅうがい」となったという説があるそうです。(要害とは、土地がけわしく、守るのによい場所やとりでという意味)また、階段状に作られていて、竜のようになっているからだという説もあるそうです。5月に竜蓋山に登った子供たちは、地形を思い出して、攻めにくい城だったことがよく理解できたようです。お城に関わる地名として、「掘の内」「舘ノ越」があるそうですが、上南摩町にも、それらの地名は残っています。