学校ニュース

防災教育‥災害図上訓練(DIG)

 明後日の25日の終業式の日に引き渡し訓練を行います。今日は、その事前指導を兼ねて、防災教育として「災害図上訓練(DIG)」の手法を取り入れた学習をしました。全校生がなかよし班に分かれて活動しました。
 最初に、上南摩町付近の地図を見て、自分の家を探して丸をつけ、気づいたことを付箋紙に書いてもらいました。山に囲まれていることに気付いた子が多かったです。
 次に土砂災害警戒区域のハザードマップを見て、気付いたことを付箋紙に書いてもらいました。「危険区域が多い。崩れた所がある。」などの付箋紙が多くありました。
 最後に、設定した「タイムライン」に沿って、その時どんなことを考えたか、どう行動したらよいかということを色分けして付箋紙に書いてもらいました。「こんなことは初めてだ。この後、どうなるのだろう。家に帰れるかな。家族が心配」などの気持ちが書かれていました。また、行動としては、「三階に避難する。落ち着いて状態を確認する。先生の指示をよく聞く。冷静になる。給食が来ないなら非常食を食べよう。」などの考えが書かれていました。
 この訓練では、様々な災害に対して、想像力を高めて、「もしも」に備えることができるようにすることがねらいでした。上級生と下級生が教え合って、仲良く意見を出し合えたこともよかったです。



 班ごとに熱心に取り組んだ成果です。