いよいよ最終日です。

 台風19号の被害から下粕尾には避難勧告が出されていましたが、この度の流木と土砂の撤去に伴い、解除され、来週から粕尾小に戻れることになりました。ということで、今日が粟野小学校で過ごす最終日となりました。
 午前中は、鹿沼市小中合同音楽会に参加し、全校児童37名で「虹を渡って」を披露してきました。1年生から6年生で歌うことは非常に難しいものでしたが、音楽担当教諭の指導の下、日に日に上達していきました。今回の台風による被災、粟野小での生活と慌ただしい環境の中で、多くの人々に感謝の気持ちを伝えるため、子ども達は明るく元気に歌を歌いました。ピアノ伴奏の児童は体調を崩しながらも見事な演奏をしてくれました。粕尾小が一つにまとまった瞬間でした。

                         

 午後は粟野小学校に戻り、「お別れの会」を行いました。両校長先生よりお話をいただいた後、本校児童代表が粟野小学校の児童と先生感謝の言葉を述べました。最後に両校の校歌を歌い、別れを惜しみました。
 その後1週間お世話になった粟野小学校に感謝の気持ちをこめて、教室を清掃したり、片付けをしたりしました。
 来週からは粕尾小学校での授業が再開されます。しかし、現在も校庭と体育館は使用できない状態です。子ども達も不便な生活を余儀なくされますが、「チーム粕尾」が「ONE TEAM」となりどんな困難も乗り越えてくれることを期待しています。