生命の安全教育

12月2日は助産師の川村理恵先生にお越しいただき、「生命(いのち)の安全教育」に関するお話をしていただきました。


「生命の安全教育」とは昨年度から全国の学校において始まった取り組みで、「子どもたちを性暴力の被害者にも、加害者にも、傍観者にもしないための教育」を各校で実施することが推進されているものです。
これを受けて粕尾小学校では昨年度より川村先生にお越しいただき、自分と相手の「こころ」や「からだ」を大切にするために必要な知識を教えていただいています。


まず2時間目には、「パーソナルスペースを知ろう」というテーマで5・6年生向けにお話をしていただきました。

人には「パーソナルスペース」というものがあり、人によって相手との心地よい距離の感じ方は違うということを教えていただきました。

紙テープを使って相手との距離を測り、その距離に立ったときの感じ方を比べてみます。

 


最後に自分のその日や気分や体調によっても、相手との心地よい距離感は変わってくるということも教えていただきました。


3時間目、1・2年生の授業では「自分をまもろう!」というお話をしていただきました。

水着で隠れる場所と口・顔は「プライベートゾーン」であること、プライベートゾーンは「見ない、見せない、触らせない」場所であることを勉強しました。

最後は実際の赤ちゃんと同じ重さの人形を抱っこさせてもらいました。

「こんなに小さかったんだね」「こんなに大きくなったんだね」と自分たちの成長を実感しつつ、「これからは自分のからだは自分でまもれるようになる」ことの大切さを教えていただきました。