令和7年度 日誌
職員研修
6月11日(水)体育の研究授業を行いました。4年生の「単元名:多様な動きをつくる運動」で動きを組み合わせたり、友達に伝えながら運動のを試したりする時間を、教職員で参観し、授業研究会を行いました。
授業では、始めに自由に体をつかうウォーミングアップから始まりました。ボールを投げる子もいれば、フープを手に取って転がしてキャッチする子もいて、各自が思い思いに用具を選んで楽しそうに体を動かしていました。5分ほどウォーミングアップを行った後、「友達と(なかよく たのしい)動きを組み合わせた運動を考えよう」というめあてを立てました。
主運動に入る前に、補助運動として、教師の示した「~しながら~する」という動きを各グループで熱心に取り組んでいました。ビニール袋を張った上に乗せたボールをカラーコーンに入れる動きなど、夢中で楽しんでいました。
主運動では、グループの友達と動きの組み合わせを話し合ったり、試しに動いてみて修正したり様々な組み合わせの動きが見られました。
最後まで動きを楽しみながら工夫を重ねた子どもたちは、みんないい顔をしていました。
放課後は、授業についての成果と課題をグループに分かれて話し合いました。今回も、各テーブルから活発に話し合う声が響き、活気に満ちた授業研究会でした。宇都宮大学共同教育学部保健体育分野准教授の石塚諭先生から、「これからめざすべき体育の方向性と具体像」についてご講話をいただきました。また、鹿沼市教育委員会の指導主事の先生にも本校の研究についてアドバイスいただき、充実した時間となりました。
いつものことですが、本校の教職員の取組の粘り強さと熱さはすごいです。学年で協力し合い、他クラスの授業を参観する、経験のある教員にアドバイスを受けるなど、授業に至るまでの準備の過程も「思わず動きたくなる体育」をめざして燃えているのです。
体力テスト
6月5日(金)
午前中に「体力テスト」を実施しました。前日夕方に、職員総出で体力テストの準備を行いました。校庭に車が入った後の凹凸をならし、50m走やソフトボール投げ用のラインがくっきり引かれたところでしたが、夕立に見舞われ、5日の朝にはラインが消えていました。校庭には、ところどころ水たまりができてしまい、児童登校前に職員が水取り作業を行っていると、「おはようございます」「手伝います」と高学年児童が、一緒に水取り作業をしてくれました。自分でよいと思ったことを行動にうつせる様子に頼もしさを感じました。 6年生と1年生、5年生と2年生がチームになって各テスト場所に行き、高学年児童が低学年児童の補助をしました。1年生は、初めての体力テストでしたが、6年生の温かい見守りや補助があり、楽しそうに各テストに臨んでいました。5年生も、これまでの経験を活かし2年生にアドバイスしている様子も見られ、2年生も張り切って体を動かしていました。
3年生、4年生は自分たちで各テスト場所へ移動し、これまでの記録よりよい結果を目指す様子がありました。
5日は、梅雨前のよく晴れた日でしたが、子どもたちが暑さで体調を崩すこともなく過ごせました。今後は、こうした暑さにも対処、対応していくことについても子どもたちと共に考えていきたいです。
なかよし班集会①
5月27日(火)業間になかよし班集会が行われました。なかよし班とは、1年生から6年生まで1~2人ずつ含む異学年が集まり、10~11人くらいの縦割り班です。この活動では、異学年で活動する楽しさを通じて、こうした集団で活動する際に必要な約束を理解したり、人間関係をよくするためのアイデアを考えたりする力を育てます。年6回活動する予定です。
この日は、初めて班のメンバーが集まる日でした。1年生は6年生が迎えに行き、他の学年の子どもたちも担当の先生の部屋に集合しました。リーダーの6年生が全体の流れを仕切り、自己紹介からスタートしました。次に、なかよし班活動でどのような遊びがしたいか、みんなで話し合いました。1年生も自己紹介だけでなく、遊びについての意見を述べている子もいました。
昼休みのあと、再びこのなかよし班で集まり、今度は清掃班としての活動開始です。割り当てられた掃除場所に集まり、清掃の役割分担を決めていました。みんな雑巾を手に持ち、真剣な面持ちでした。
遊びだけでなく、清掃でも一緒に活動する仲間です。上学年の姿に憧れたり、下学年をさりげなくサポートしたり、学級の友達とはまた違ったつながりができます。1年間かけて、このつながりを深め、その中でさらに自分のいいところを見つけてほしいと思います。
職員研修
5月21日(水)体育の研究授業を行いました。2年生の「単元名:ボールゲーム」で的あてゲームの様子を教職員で参観し、放課後授業研究会を行いました。
授業では、はじめに新聞ボールを投げたり、てるてるボールを投げたりしてウォーミングアップを行い、次にペットボトルにボールを当てる補助運動を行いました。そして今日のメインの「的あてゲーム」について、教師と子どもたちとでやり取りしながら。「協力して点数を多くとろう」というめあてを立てました。
子どもたちはチームに分かれ、点数の違う段ボールにボールを当てて、位置を動かします。段ボールは、対戦するチーム同士の真ん中に置かれ、動かせた段ボールの点数の合計が多い方の勝ちです。
ゲームをしないチームは、試合をしているチームの動きをタブレットで撮影し、どうやったらより多く点数を取れるように投げられるか、作戦を立てる際にアドバイスをする役目を担いました。
子どもたちは、チームで思い思いの作戦をたててゲームに臨みました。
全チームがゲームを終え、協力して点数を多くとるには、何が大事であったか全員で振り返りを行って授業を終えました。
体育館から、教室に帰る子どもたちの表情は明るく、「楽しかったねえ」と友達とゲームの余韻に浸る様子が見られました。体育が好きな子どもが、また増えそうです。
放課後は、授業についての成果と課題について、教職員がてグループに分かれて話し合いました。各テーブルから、楽しそうに対話する声が響き、教職員の学び合いの姿も生き生きしていました。最後に鹿沼市教育委員会の指導主事の先生方にご指導をいただき、今後の研究につなげようと気持ちを高めて会を閉じました。
運動が苦手でも「体育の授業は好き」そんな子どもが増えるよう、授業づくりに取り組む本校の教職員は、みんな粘り強く熱いです。
1年生歓迎集会
5月2日(金)1年生を仲間として迎える集会を児童会主催で実施しました。企画運営にあたったのは、代表委員です。代表委員は、児童会各委員会の委員長と4~6年生の学級代表1名です。業間や昼休みに準備を進めてきました。
集会当日は、1年生のクラス前までお迎えの役割の児童が出向き、体育館まで案内をしました。
【プログラム】
1 1年生の入場
2 開会の言葉
3 歓迎の言葉
4 プレゼント贈呈
5 学校〇✖クイズ
6 じゃんけん列車
7 1年生お礼の言葉
8 閉会の言葉
「学校〇✖クイズ」では、1年生でも考えられて、他の学年も楽しめるような内容のクイズが出されました。「じゃんけん列車」では、全校生が混ざり合ってじゃんけんを進め、1年生も歓声をあげていました。どちらも1年生を歓迎する気持ちを表しつつ、みんなで楽しんで仲間になるような集会にしたいという思いがベースにあることが伝わってきました。代表になった児童が中心となって、全校生を楽しませつつ、児童会という仲間を意識する機会となりました。
学校〇✖クイズ
じゃんけん列車
プレゼント贈呈
集会後、会を主催した代表委員は、振り返りを行っていました。計画を実行してみてわかったことや、実際の場で困ったことなどを通して、改善案などを挙げていました。
どのようなことをめざして進めてきたのか、事後にこうした振り返りを行うことで、改めて自分たちが主体的に動いてきたことを実感し、できたこと・できなかったことからまた次につなげていくことができます。
この一連の学びを大切にし、継続していけるよう見守っていきたいと思います。
菊沢東小学校の子どもたちの頼もしさを実感できた1日でした。
授業参観 春のPTA 会合
4月28日(月)授業参観を行いました。また、授業参観前に春のPTA会合を体育館で行いました。
授業参観では、保護者の方に、学習活動を間近で見ていただき、嬉しそうな子どもたちの表情が印象的でした。また、授業後には、学級担任と保護者の皆様との顔合わせや自己紹介の時間を設け、お互いを知り合うという時間がありました。保護者の皆さまの安心感を高めたいという意図で行いました。
授業参観前に、保護者の方に体育館に集まっていただき、春のPTA 会合を行いました。
校長からは、前期が始まってからの子どもたちの様子について話しました。特に「あいさつ」「自分からの声掛け」がよくでき、とても生き生きしている様子であること。今年度も子どもたちが「自律」に向けて安心して過ごせる学校になるよう努力することを話しました。
PTA 会長からは、夏の納涼祭、サイクルパトロール等、今年度も保護者の方に御協力をお願いしたいことなどの説明がありました。また、PTA 執行部を委任された方の紹介もあり、大きな拍手が響きました。
今回の会合は初めて実施したことですが、お互いを知り合うことで、安心して学校や子ども、PTA 活動に関われるようになれたらという試みです。今後も安心して関わり合える関係づくりをすすめていきます。
職員研修
4月23日(水)
本校は鹿沼市授業力向上事業(体育)のモデル校として令和3年から研究を続けております。『思わず動きたくなる体育の授業づくり~児童の話合いを取り入れた活動を通して~』のテーマを掲げて今年度も研究を進めています。
23日は、モデル授業を全教員で参観し、新しく来た教員は本校の研究実践内容をつかむために、以前からいる教員は研究の再確認を、という趣旨で研修を行いました。
「短距離走・リレー」の授業を参観する時間は、参観した教員はモデルクラスの担任と子どもたちの動きや対話の内容を注意深く見聞きしていました。
子どもたちの下校が完了後、参観した教員が一堂に集まり、授業を参観して疑問に思ったことや感心したこと、子どもの様子の変化などを話し合いました。新年度のスタートにモデル授業を参観し「思わず動きたくなる」体育の授業がどのようなものか、教員みんなでイメージを共有できた有意義な時間となりました。
避難訓練
4月22日(火)
今年度初めての避難訓練を実施しました。本日は、地震が発生し、それにる火災で避難するという想定で行いました。
入学して初めての避難訓練をする1年生は、先生の指示を聞きながら校庭に避難することができました。2年生から6年生も、指示を聞きながら落ち着いて避難する様子が見られました。
「何のためにこのような訓練をするのか、考えましたか?」と校長が問いかけると、子どもたちは、しっかりうなずきました。今日は、地震や火災が発生したときどう対処することが安全か、確認・実践する日でしたので、先生がそばにいましたが、実際に起きる地震や火事の際は、そばに先生や大人がいてくれるとは限らないことを話しました。こうしたことを聞き、「もしものとき自分はどのように避難するか」考えて行動できる子に育ってほしいと思いました。
訓練後、学年ごとに集まり、その学年に合わせた問いかけで今日の避難行動について振り返りを行いました。
交通安全教室
4月16日(水)
交通安全教室を実施しました。鹿沼市生活課交通政策係の方や鹿沼警察署の方を講師にお招きし、全校生が地区ごとの通学班で横断歩道の渡り方を学びました。「横断用意」「右、左、右」「横断」「横断終わり」と声をかけながら注意深く道路の様子を見ながら横断する練習をしていました。
学習が始まる前に、「なぜこのような学習をするのか」子どもたちに問いかけると、
『命を守るため』とつぶやく声が聞こえてきました。なぜこのようなことを学ぶのか、考えをもって取り組もうとしていることをうれしく思いました。
この日は、1年生を迎えて初めての一斉下校の日でしたが、下校前の集合のときから、56年生の顔が引き締まり、班を任されていることの重みを受け止めつつ、学んだことを実践しようという意思が伝わってきました。
一斉下校後、学校前の横断歩道からは、「横断用意!」「右、左、右」「横断」「横断終わり!」と元気な声が響き渡りました。
保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、子どもたちの安全をいつも気にかけてくださり、ありがとうございます。子どもたち自身が自分や周囲の人の命の重さを感じ、命を守る判断や行動ができるよう育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたしします。
令和7年度 入学式
4月10日(木)多くの方のご臨席を賜り、入学式を行うことができました。前日の会場準備では、先生方の指導の下、6年生が分担して式場や1年生教室、廊下等の清掃など進めていました。最上級生としての活躍が今後も楽しみです。
入学式では、1年生は呼名されると元気よく返事をし、式辞や祝辞等も体全体で聞いており意欲に満ちた様子を会場のみんなが見守りました。式の中では6年生代表児童による「1年生を迎える言葉」に、一生懸命耳を傾けている1年生の様子がとてもほほえましかったです。42名の1年生を迎え、さらに菊沢東小学校が活気に満ちた日でした。
職員一同皆様のご期待に応えられますよう精一杯努力してまいります。
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