令和4年度以前 日誌

避難訓練(不審者対応)


 2月17日(月)に、不審者対応の避難訓練を行いました。今回は、スクールガードリーダーの小島様、スクールサポーターの大島様、清洲駐在所の熊崎巡査にも御参加いただき、指導を受けました。
 出入り口が一つしか無い音楽室での集会中に、不審者が侵入したとの想定で訓練を行いました。不審者に対応する職員、児童の安全を確保しつつ、すきを見て児童を避難させるする職員とに分かれ、臨機応変の対応を目指しました。
 訓練終了後は、場所を移して全体会を行い、「不審者に声をかけられたときにどうするか」についてまとめられたDVDを視聴し、「いかのおすし」などの指導を受けました。
 児童からは、「どのように避難するか考えて避難した。」「外に避難するばかりでなく、こういう避難の仕方もあると分かった。」などの感想がありました。職員も不審者に対応するポイントやさすまたの使い方等を指導していただき、とても有意義な研修となりました。
  

保育園との交流会

 1月30日(木)に、清洲保育園の年長児の皆さんを本校にお迎えして、1年生との交流会を行いました。

 1年生3人は、この日を迎えるために、学校の説明や楽器の演奏など、たくさんの準備をしてきました。
 当日は、朝から子供たちは緊張している様子でした。1年生教室で交流会が始まり、「がっこうしょうかい」まではその緊張が続いているようでしたが、体育館に移動し、「なかよくあそぼう」の頃になるとリラックスして仲良く遊ぶようになりました。
 最後の「きらきらぼし」の演奏では、3人で息を合わせて上手に演奏し、園児の皆さんから大きな拍手をもらっていました。
 3人とも、立派にそれぞれの大役を果たすことができました。

 
 
 

大なわ大会

 2月10日(月)に、大なわ大会を開催しました。
 
 子供たちは、この日に向けてなかよし班ごとに練習を行ってきました。
 健康委員会の進行で、大会がスタートしました。4班あるなかよし班を2つに分けて、2班ずつ計測を実施しました。計測の直前の練習では、縄を回す人や跳ぶ順番、作戦などを話し合っている姿が見られました。
 計測は、子供達の笑顔の中、和やかな雰囲気で行われていました。そのような中でも、チームのために真剣になって記録を伸ばしていこうとする姿勢を見ることができました。縄を回す係の児童が、1,2年生が上手に跳べるように縄の回し方を工夫したり、徐々に「ナイス!」や「ドンマイ!」と言ったかけ声が聞こえてきたり、実施しているチームに対して、待機しているチームが応援をしたりする姿も見られるようになりました。
 記録を伸ばしていくことも大切なことですが、互いに声をかけ合ったり、応援をしたりする雰囲気が作られていること、互いに思いやることの大切さを感じるとともに、そういった雰囲気で活動できる子供達の素晴らしさを改めて感じることができて、嬉しくなりました。
 なかよし班だけでなく、学校全体の仲を深めることができた大なわ大会となりました。


  

第2回学校保健委員会

 1月29日(水)に、学校眼科医、学校薬剤師、PTA役員、各学年委員長の皆様に御参加いただき、第2回学校保健委員会を開催しました。
 「健康課題の改善策に対する取組の成果と課題、今後の実践について」をテーマに協議を行いました。また、児童会健康委員会の児童による発表もありました。
 内容の一部を掲載いたします。

【児童会健康委員会の発表より】
 児童会健康委員会では、児童が主体的に取り組む活動を目指し、自分たちで考え、意見を出し合って活動しながら、様々な学校保健活動等の場面でたくさん活躍してきました。
 今回の発表では、一人一人のこれまでの活動の振り返りと、来年度に向けての意見をまとめ、それについて発表しました。最後にまとめとして、清二小の全校生が健康で気持ちよく生活できるように、引き続きがんばって活動していきたいということを発表しました。

【協議の一部より】
 ・視力について
  ⇒ゲームやスマホ等、近くを見る時間が長いと、視力が低下したり、内斜視になりやすかったりして、影響が出やすい。
  ⇒姿勢が悪くなる。
 ・体力について
  ⇒体力が低下してきている。
  ⇒ゲームをやる時間が増えて、外遊びをする時間が減ってきた。
  ⇒学校では、5・6年生が積極的に声をかけて、外遊びをしている。
 ・食事について
  ⇒家庭では、嫌いな物を食べられるように調理を工夫している。
   その結果、食べられるようになってきている。
 ・姿勢や食べ方等について
  ⇒家庭でも気を付けている。少しずつよくなってきている。

【御協力をお願いしたい点】
 ・テレビやゲーム、スマホ使用等は時間を決めたり、家庭でルールを決めたりする。
 ・目と対象物との距離が適正かどうか確認する。
 ・規則正しい生活習慣を身に付けられるようにする。
 ・好き嫌いなく、栄養バランスよく、何でも食べられるようにする。
 ・学習、読書、食事、テレビ等の視聴、ゲーム等の使用における姿勢に気を付けられるようにする。
 ・継続的な運動習慣を身に付けることができるようにする。

 健康の維持改善に向けた取組は、学校だけでは難しいことです。家庭や地域の皆様の御協力が欠かせません。
 『心豊かでたくましく生きる清二っ子』が育つよう、引き続きよろしくお願いいたします。

  

南摩小学校交流活動

 1月28日(火)、本校に南摩小学校の5年生を迎え、本校の5年生と交流学習を行いました。来年度に合同で実施する修学旅行に向けて、仲良くなることが目的です。
 
 前半は、「積み木自己紹介」と「自分当てクイズ」を行いました。
 「積み木自己紹介」は、「〇〇の好きな~~です。」「〇〇の好きな~~さんの隣の、△△の好きな~~です。」と、前の人の自己紹介に続けて、自分の自己紹介を重ねていく活動です。初めは緊張した様子が見られましたが、自己紹介を重ねていく中で、徐々に緊張もほぐれ、相手のことをたくさん知ることができました。
 「自分当てクイズ」は、見えないように自分の背中にかけられた札について、答えを探していく活動です。その方法は、相手が「はい」か「いいえ」で答えられる質問しかありません。たくさんの質問をしなければ答えにたどり着けないため、自然と多くの人と話すことができました。

 前半終了後の休憩時間には、子供同士すっかり打ち解けていて、両校入り交じっておしゃべりをしていました。
 後半は、「進化じゃんけん」と「ぞうきんリレー」を行いました。
 「進化じゃんけん」は、アザラシからスタートし、進化していくためにじゃんけんをする活動です。体を動かしながら、早く進化するために、我先にと一生懸命にじゃんけん行う姿が見られました。
 「ぞうきんリレー」は、両足の下にぞうきんを敷き、そのぞうきんを置いていかないように進んでリレーをする活動です。足を上げないようにして前に進むことが意外と難しく、思うように進まないこともありましたが、「上手!」「がんばれ!!」「あと少し!!!」など、学校関係なく声をかけ、応援をする姿を見て、よい交流になったなと感じることができました。

 最後の感想発表では、「最初は緊張していたけど、このメンバーで修学旅行に行くことが楽しみになった。」などの感想を聞くことができました。両校の児童で最高の思い出を作っていけるものと、期待が大きくなってきました。

 
        

臨海自然教室3日目


 臨海自然教室3日目(1/22)は、帰校に向けて、それぞれの部屋の掃除やベッドの片付けから始まりました。
 朝食後には、臨海自然教室最後の活動「塩づくり」を行いました。海から汲んできた海水を、土鍋で煮詰めていきます。煙や灰に悩まされながら、だんだん海水が煮詰まっていき白くなり始めると、子供たちからは歓声が上がりました。できた塩は、みんなで分け合いました。ミネラルたっぷりの塩をなめ、嬉しそうな顔で「しょっぱい!」と言っている姿が印象的でした。
 「塩づくり」が早く終わったので、残りの時間はアスレチックで遊ぶことになりました。仲良くなった他校の友達とともに、いろいろなな遊具で元気いっぱい遊びました。
 昼食は、ビビンバご飯、パンケーキ、グレープゼリーがとてもおいしかったようで、みんな食欲旺盛におかわりをして食べていました。
 その後、退所式を終え、いよいよ帰校です。バスの中では、疲れて眠っている児童もいました。パーキングでは、楽しみにしていた買い物をしました。

 保護者の皆様には、事前の準備やお子様の体調管理、送り迎え等、大変お世話になりました。子供たちが充実した3日間が送れたのも、保護者の皆様の御協力と御支援のお陰です。ありがとうございました。

         
                

臨海自然教室2日目

 臨海自然教室2日目(1/21)は、朝食後の「海岸散歩」から始まりました。
 穏やかな冬晴れの朝に、海岸に流れ着いた漂流物の中からおもしろい物を見つけたり、波と追いかけっこをしたりするなど、気持ちのよい一日を始めることができました。
 
 2日目に行った主な活動は、「干物づくり」と「砂浜活動・砂の造形」でした。
 「干物づくり」は、サンマを開くことから始まりました。講師の方から説明を受け、文字通り、子供たちは手探りのような状態で、おそるおそる包丁を入れていきました。初めての体験に戸惑う姿もみられましたが、2匹目のさんまを開く頃には、包丁さばきにも迷いが少なくなっていたように感じます。干物を網に干す作業と取り入れる作業も自ら行い、一から自分の手で作った干物が出来上がりました。
 午後は、「砂浜活動・砂の造形」を行いました。晴天の中、最初にビーチフラッグを行いました。砂に足を取られ、思うように走れませんでしたが、活動班の人と楽しく競走していました。砂の造形は、同じく活動班で行いました。各班でテーマを決め、協力しながら形を作っていきました。子供たちの発想がおもしろく、貝殻や漂流物を工夫して使った、楽しい作品が出来上がりました。これらの力作を、最後に壊さなければならないのが非常にもったいなかったです。

 1日目以上に、他校の友達との関係を深めたり、生活や活動に対する1日目の反省を生かして活動したりと、ますます子供達の輝きが見られた2日目でした。


              

臨海自然教室1日目

 1月20日(月)~22日(水)に、5年生が粟野小学校、清洲第一小学校、永野小学校と一緒に、臨海自然教室に行ってきました。場所は、茨城県にある、新日鐵住金の鹿島製鉄所ととちぎ海浜自然の家です。

 1日目は、まず、新日鐵住金の鹿島製鉄所を見学しました。身近な物に多く使われている鉄が、どのように作られているのかをDVDで見た後、薄鋼板を作る工場を見学しました。スラグと呼ばれる鉄の塊が真っ赤に熱せられ、徐々に薄く延ばされていく様子を、かなりの熱気と音を間近で感じながら見学することができました。様々な物作りに欠かせない鉄が、どのように作られるのかを学びました。
 その後、お昼過ぎにとちぎ海浜自然の家に到着しました。1日目に行った主な活動は、「館内ウォークラリー」と「仲間づくり活動」です。
 「館内ウォークラリー」は、各校の児童が混合で編成された活動班で行う最初の活動でした。初めは、互いに緊張していてあまり会話する様子が見られませんでしたが、班員で協力して問題を見つけ、解いていく中で会話が徐々に増えていきました。連合での活動として、よいスタートが切れました。
 夕食を食べた後、「仲間づくり活動」を行いました。体を動かしていく中で、活動班の友達や、同じ部屋で過ごす生活班の友達と交流を深めていました。笑い声が絶えず聞こえており、2日目以降の活動や生活に対して、安心感や期待を膨らませる活動となりました。

 自分たちで活動時間を意識して行動したり、ベッドメーキング等の準備を素早く行ったりと、初日から、子供たちでよく考えて行動ができている様子をみて、成長を感じました。


        

小中交流学習

 1月17日(金)に、粟野中学校に入学予定の小学6年生が粟野中学校に集り、小中交流学習会が行われました。

 まず、パワーポイントや映像を見ながら、中学校での学習・生活の様子や、部活動の様子などについて話を聞きました。所々、クイズ形式となっており、正解の一番多かった学校には、「盛大なもの」が準備されているとのことでした。清二小の児童は、積極的に発言をして、多くの正解を重ねました。他の学校の人がいる中でも、進んで発言をしようという姿勢が素晴らしかったです。その結果、見事一位となり、「盛大な拍手」をいただくことができました。
 次に、授業見学をしました。児童の中には、自分が授業を受けているように、中学生と一緒になって考えている児童もいました。短い時間ではありましたが、小学校の授業とは違う学習内容や雰囲気を味わうことができたのではないかと思います。
 最後に、中学生と他校の6年生でグループになり、交流活動を行いました。初めは緊張感が見られましたが、徐々に打ち解け、活動の終盤には、笑顔を見せて活動を楽しむ姿が見られました。

 交流会の最後に書いたアンケートでは、多くの児童が
「中学生になるのが楽しみになった。」という感想を書いていました。中学生になる不安が、期待や楽しみに変わった1日となりました。

        

1,2年生ケーキ作り

 1月21日(火)、待機スペースボランティアの皆様の御厚意により、放課後を利用して1,2年生がケーキ作りに挑戦しました。

 まず、ボランティアの方から、ケーキの飾り付けの仕方を教えていただきました。
 次に、一人一つのスポンジケーキに生クリームを塗りました。2年生は今回が2回目になるので、むらなく上手に塗っていました。その後、早乙女さんから御提供いただいた甘くておいしいいちごをたっぷりのせ、そして、ハートの形をしたチョコレートをのせて完成しました。みんな、デコレーションを工夫しながら、とても楽しそうに作っていました。
 最後に、自分で作ったケーキとミルクティーをおいしくいただき、大満足の時間を過ごすことができました。
 待機スペースボランティアの皆様、今年度もありがとうございました。




租税教室

 1月15日(水)、鹿沼納税貯蓄組合連合会の方を講師として、6年生を対象にした「租税教室」が行われました。

 始めに、講師の方から質問された「税金を払いたくないなと思う人。」という問いに対して、ほとんどの児童が手を挙げました。そこから、「なぜ税金を払わなければならないのか。」というテーマで学習が進められました。
 まず、「もしも税金がない世の中だったら」という内容のDVDを視聴しました。税金がなくなると、横断歩道を渡るのに通行料がかかったり、街の中にごみがあふれてしまったりします。消防署や警察署が会社となり、消火活動や救急車で運んでもらうことが有料なってしまうといった、仮想の世界が描かれていました。
 次に、身の回りにある建物を、税金で作られているものと、そうでないものに分類しました。学校やプール、コンビニなどについて個人で分類した後、グループで互いの意見を交えて話し合いましたが、全体で確認をした際には、「えー、そうなの?」と驚く声も聞こえました。
 学習の最後に、講師の方がもう一度、「税金を払いたくない人。」と質問すると、手を挙げた児童は一人もいませんでした。なぜ税金を払わなければならないのかを、子供たちは理解することができたのだと思います。

 税金の大切さを感じることができる貴重な時間となりました。


        

百人一首㏌医王寺

 2月18日(水)に「百人一首㏌医王寺」を開催しました。開会式では、校長先生から百人一首の歴史や会場として使わせていただく、県指定の重要文化財である医王寺さんについてのお話がありました。それから、競技を3回行いました。児童たちは、読み手の声に真剣に耳を傾けながら、白熱した戦いを繰り広げていました。最後に、お世話になった医王寺さんの客殿の雑巾がけや庭の落ち葉拾いをして、感謝の気持ちを伝えました。とても良い経験ができました。

      

県警音楽隊による交通安全教室

 12月17日(火)、粟野小学校体育館に於いて、県警音楽隊による交通安全教室が行われました。これは、粟野地区の児童に元気になってもらおうと企画されたもので、粟野地区の5校の小学生が集まりました。
 演奏は、「マーチ ブルースカイ」で始まり、「山の音楽家」に合わせて、演奏に使用している楽器の紹介もしてくださいました。その他に、みんなのよく知っている「パプリカ」や「銀河鉄道999」等の演奏もありました。途中、防犯標語「いかのおすし」を取り入れた交通安全の寸劇もありました。交通ルールや「いかのおすし」について楽しく学べました。また、児童が指揮を体験させてもらう場面もありました。
 とても楽しい、あっという間の1時間半でした。


   

クリスマスコンサート


 12月12日(木)、本校体育館で「清二小クリスマスコンサート2019~Limitと音楽を楽しもう~」が開催されました。この日は、清二小の児童だけでなく、清洲保育園と清一小の子供たちや地域、保護者の方々など、多くの参加者がありました。
 「きよしこの夜」「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングの他に、「ディズニーメドレー」「ルパン三世のテーマ」など誰もが知っている名曲の数々をブギウギのリズムにアレンジした曲や、清一小、清二小児童とコラボした曲が演奏されました。
 ピアノを弾いている手元や、曲に合わせた児童の写真、児童の描いた絵がスクリーンに映し出されるなどの素晴らしい演出もありました。クリスマスの雰囲気を味わい、楽しいひとときを過ごすことができました。

      

世代間交流事業「昔のあそびをしよう」

 12月10日(火)、生活科の学習の一環として、1、2年生児童が地域の高齢者の方々から、昔の遊びを教えていただきました。

 「竹とんぼ」「けん玉」「こま」「おはじき」の、4種類の昔の遊びを体験しました。
 最初は、どの遊びもなかなか上手くできませんでしたが、高齢者の方からうまくいくコツなどを教わったり、手本を見せてもらったりしながら、あきらめずに夢中になって取り組んでいました。
 上手にこま回しができるようになった児童、竹とんぼを遠くまで飛ばせるようになった児童もいましたが、子供たちにとって馴染みのない昔の遊びは、思ったより難しく、簡単にできるようにはならなかったようです。
 世代間交流の終わりに、児童からのお礼のプレゼントとして、手作りの写真入れにみんなで撮った写真を入れて、高齢者の皆さんに渡しました。皆さんがとても喜んでくださり、子供たちもとても嬉しそうでした。

    

人権週間


 12月4日(水)~1210日(火)は、人権週間でした。
 125日(水)には、全校児童が参加して「人権集会」を開き、児童による人権作文の朗読と人権ゲームを行いました。
 6年生の高橋杏奈さんの人権作文のテーマは、「優しい心」でした。子どもたちは、真剣に杏奈さんの朗読を聴いていました。
 人権ゲームでは、「この指とーまれ!」を行いました。テーマ毎に児童がグループを作り、そのグループを選んだわけをみんなで話し合うゲームです。今回のテーマは「好きな色」でした。子供たちで声を掛け合い、同じ色を選んでいる友達を見つけて、「青」「赤」「黒」「虹色」と、多くのグループを作ることができました。
 人権集会の終わりの振り返りでは、「作文朗読がよかった。」「ゲームをして、相手のことがわかってよかった。」など、たくさんの振り返りが発表されました。
 「人権」ついて、みんなで考えることができたとてもよい機会となりました。


 人権週間の期間中に、今年も「人権の木」を作成しました。オレンジの葉には、「人権を守る(大切にする)ために自分にできること」、緑の葉には、「友達にしてもらってうれしかったことや友達のすごいところ」を見つけて書く活動をしました。短い期間でしたが、人権の大切さや、友達1人1人のよさに気づき理解する、貴重な時間となりました。

(人権の木は、児童昇降口にあります。是非、御覧ください。)


      

持久走大会

 12月4日(水)に、校内持久走大会を行いました。
 
 この日に向けて、一生懸命練習に取り組んできた子供たちを温かく見守ってくれているような晴天の中、持久走大会がスタートしました。
 1,2年生、3,4年生、5,6年生と順に走りましたが、子供たちは全力を振り絞り、ゴールの瞬間まで諦めることなく走りきりました。その結果、参加した全児童が、事故もなく完走することができました。これは、素晴らしいことだと思います。
 そして、さらにもう1つ、素晴らしいことがありました。
 閉会式での成績発表の後、6年生が「感想発表をしたい。」と、突然手をあげて言ったのです。そのため、予定になかった意見発表の時間を設けたところ、多くの児童が感想を発表しました。
 意見発表後、また、「みんなで歌を歌いたい。」ということになり、全員で清二小応援歌を大きな声で歌いました。
 
 最後まで諦めずに走りきる心や、学校全体を盛り上げようとする姿勢など、児童の大きな成長を感じることができる1日でした。
 交通安全ボランティアに御協力いただきました保護者の皆様、児童に温かい声援をくださった保護者や地域の皆様、児童のためにおいしい大学芋を作ってくださった見守りボランティアの皆様、ほんとうにありがとうございました。

 
        

3・4年生の福祉施設訪問

 

 3・4年生が総合的な学習の時間の一環で、11月15日(金)に「花の器」さんへ、11月19日(火)には「暖らいふ」さんへ訪問させていただきました。
 今年度に入り、それぞれ2回目の訪問ですが、子供たちは今回の訪問も楽しみにしていました。どんなことをすればお年寄りの皆さんに喜んでいただけるか、楽しんでいただけるかを一生懸命に考えて、みんなで準備をしました。

 今回は、〇✖クイズやダンスの披露、恒例のマッサージ、手作りのメダルや歌のプレゼントをしました。子供たちはお年寄りの方々との交流や会話を楽しみ、たくさんの優しい笑顔に接して、あらためて、お年寄りを大切にしようという気持ちをもつことができました。
 両施設の皆様には、2度にわたる訪問を快く受け入れてくださり、感謝申し上げます。ありがとうございました。

      
   

5・6年生 赤ちゃん交流体験

 11月15日(木)に、5・6年生が「赤ちゃん交流体験」を行いました。
 この事業は、将来の子育てに対する期待や意欲を育むことを主な目的として鹿沼市が主催している事業です。当日は、お母さんと赤ちゃん、現役の助産師、サポートボランティア、鹿沼ファミリー劇場のスタッフの方々に来校いただいて実施しました。

 1時間目は、助産師の方から、命の誕生、出産、赤ちゃんの成長などについてお話をいただきました。
 また、出産予定日まであと2週間という妊婦の方にも来ていただいて、実際にお腹の中の赤ちゃんの心音も聞かせていただきました。自分たちよりも速く、一生懸命に動いている心音を聞いて、子供たちは驚き、感動していました。その後、赤ちゃんの人形で抱き方の練習をし、触れ合う際の注意点などを学びました。
 
 2時間目は、実際に赤ちゃんと触れ合ったり、お母さん方から赤ちゃんが産まれるまでのお話や、赤ちゃんを育てる楽しさや喜び、苦労などを聞いたりしました。
 赤ちゃんとの触れ合いでは、初めはおそるおそるといった様子だった子供たちも、徐々に慣れ、積極的に抱っこをする姿や、一緒に遊ぶ姿が見られました。お母さん方からは、赤ちゃんがお腹の中にいるときの写真や成長を記録した写真などを見せてもらいながら、様々なお話を聞かせていただきましたが、子供たちは、その写真をのぞき込みながら夢中になって話を聞いていました。

 この交流を通して、命の尊さや成長することの素晴らしさを学ぶことができました。また、将来、子供を育てたいという期待と意欲をもつ児童も多かったです。
 とても貴重で、素晴らしい体験をさせていただきました。

        

大輪の菊

 今、清二小の玄関には、大輪の菊がたくさん飾られています。これは、地域の高橋様が丹精込めて育てられた菊を、毎年、学校に届けてくださっているものです。過日行われた「清二小まつり」の会場にもこの菊は飾られ、多くの人の目を楽しませ、心を癒やしてくれました。
 
 「菊匂う 母の写真も 笑めるかに」
 これは、「三国志」や「宮本武蔵」の作者で知られる吉川英治が、亡き母親の写真を胸にしまい、文化勲章の受章式に臨んだ日のことを詠んだ句です。青年時代の辛苦を乗り越え、自らの栄誉より親孝行できた喜びが表現されている、素晴らしい句です。
 玄関に飾られているこの菊を見ると、このような素晴らしい花を咲かせるまでの御苦労への感謝はもちろん、学校を支えてくださっている多くの皆様の御尽力に対する感謝の思いを新たにする毎日です。