春の麗の隅田川

  「春のうららの墨田川~」で始まる歌のタイトルは何でしょうか?

 「墨田川」と答えたあなた残念。「春」と答えたアナタも残念でした。

 さて今日は、6年生音楽の授業をのぞいてみましょう。 

 6年生、今日の音楽の授業は、詩と音楽の関わりを感じ考えて、より音楽を味わおうというねらいで進んでいます。

 まずは、詩を読んでみます。もちろん先程の「春のうららの~」

 曲のタイトルは「花」でしたね。音楽を歌詞のみで味わうってあまりないかもしれませんが今日はあえて、ここからです。

 自分が感じたことを友達と話し合うことで、多くの感じ方に触れ、自分の感性もアップデートできます。

 グループでの話し合いも発表も柔らかな雰囲気で進みます。友達が聞いてくれるという安心感のある話し合いでした。

 歌詞の読みからは、「春らしい温かさ、ゆっくりゆったり、つつむような感じ、明るい、ワクワク」などのイメージが出されています。

 さて、では曲を聴いてみると、「思ったより早い、弾んだ感じ、明るく元気、3番がこの曲の山場、などなど」たくさんの意見が出されました。歌詞と曲が合わさったときの感じ方の変化にも気付いています。

 最後に「歌詞と曲の関わり」について、自分なりにまとめました。

 「歌詞と曲が影響し合って表現力が増す」「曲が付くと歌詞だけではわからない作者の思いが伝わる」などのまとめが見られました。なかなかに深い音楽理解と言えるのではないでしょうか。 

 教室の後ろにある名札入れが、なんだかアットホームな雰囲気で、このクラスの和やかな雰囲気にピッタリです。

 自分たちなりの理解をしたこの曲を、クラスみんなでどのように歌うのか楽しみです。