自然生活体験学習15

  二泊三日の自然生活体験学習も終わりを迎えようとしています。下の写真は退所式の様子です。

 3日間お世話になった施設の先生方にお礼を言って、ご挨拶もいただきました。「この施設に来た時と今とではどちらがカバンが重く感じますか。」との問い、もちろん今ですね。「それは思い出の思い出の重さです。大切な思い出ができたということです。」とお話していただきました。素敵な言葉です。

 バスに乗って、自然体験交流センターを後にしました。

 私たちのみどり小に帰りましょう。でも、学校に戻る前にちょっと立ち寄るところがあります。

 久保田堀です。特別にお呼びした先生に板荷の中で久保田堀がよくわかる場所を案内していただきました。

 ここは取水口です。黒川から板荷に水が引かれるスタート地点ですね。橋の上から上流を見るとこんな景色です。この堰で水をためて水を取り入れます。

 下流を見るとこんな景色です。水がきれいで自然が豊かです。

 ここは、板荷中学校横の久保田堀です。子供たちが立っている場所の下に水路があり写真奥の方に続いています。

 ふたのないところは水の流れを見ることができます。教科書では学んでいる久保田堀ですが、実物を見るとスケールの大きさに驚きます。

 さて、とうとうみどりが丘小学校へと戻ってきました。二泊三日という長い時間子供だけで家を空けることはなかなかなかったと思いますが、親元を離れ友達と協力しながら生活した子供たち、ちょっとたくましく見えるようになったのは、気のせいではありません。

 「お帰りなさい!」がうれしいですね。

 保護者の皆様、お子様が家にいない3日間はいかがでしたか。3日前と今とで何か変化を感じ取られたでしょうか。

 この体験を「楽しかった!」だけで終わらせるのはもったいないことです。今後の子供たちの生活に生かせるような気付きをもっていくことが大切ではないかと思います。ぜひ、土産話を楽しみながら、今後に生かせるお声掛けをしていただければと思います。

 また、自然生活体験学習の準備等、御協力をいただきましてありがとうございました。