学校ニュース

栃木県小学校理科教育研究大会

 11月29日(金)本校で「栃木県小学校理科教育研究大会(上都賀大会)」を開催しました。2年に1度県内のどこかの地区で開かれるものですが、今回は、県小学校教育研究会上都賀支部理科部会の取組について、みどりが丘小学校が代表して授業を行いました。

 3年生と5年生で研究授業を行いました。

 3年生は「じしゃくのふしぎ」の単元です。「どんなものが磁石につくのか?」について、実験を通して調べ、結論を見つけていく内容です。

 「ハサミ、空き缶、定規・・・」など身近なものを調べる中で、磁石につくかどうかは、

 「それが何か」ではなく「何でできているか」が大切であることに気づいていきます。

 グループで実験し、意見を出し合って意欲的に学習に取り組みました。

  5年生は「ふりこのきまり」についての内容です。振り子が1往復する時間(「周期」のことです。)を変えるのはこんな条件かを、予想を立て、自分たちで実験方法を考え、グループごとに実際に実験をして調べます。「振り子の長さ、振れ幅、重りの重さ」などが予想されました。

 それぞれが考えた予想(仮説)が違いますから、自分の研究だけでは、「ふりこのきまり」の全体像をとらえることはできません。

 そこで、それぞれのグループの研究を報告しあって、ふりこの1往復の時間を決める条件は何だったのか、何は関係ないのかを見つけ出しました。

 自分たちの実験を実際にやって見せたり、動画にとって見せたりしながら意欲的にプレゼンを行いました。

  栃木県の理科教育研究大会ですから、県内の小学校の先生方がたくさん集まっています。

 栃木県教育委員会、鹿沼市教育委員会、日光市教育委員会より指導の先生をお招きしての研究会でした。

 本校の子供たちの学びの様子、本校の先生方の授業について、お褒めの言葉をいただきました。

 良かったところはより向上させ、改善点は手直しをしながら、授業力向上に努めていきたいと思います。