東日本大震災の様子を学習しました
6年生は来週の修学旅行で、宮城県山元町の震災遺構 中浜小学校を見学します。
そこで今日は現地とオンラインでつないで事前学習を行いました。
講師は、震災当時、その中浜小学校の校長先生を務められ、現在「やまもと語り部の会」に所属されている井上さんです。
井上さんから、たくさんの写真と一緒に当時の様子を生々しく語っていただきました。
当時、大地震の後、10分後に津波が来るという警報のため、校長だった井上さんは20分かかる避難場所への避難はあきらめ、2階校舎の屋上へ避難する決断をしたそうです。
津波は10メートルの高さで押し寄せ、2階の天井付近、つまり避難した屋上の足元まで水が迫ったそうです。
避難した人たちは生きた心地がしなかっただろうと想像します。
結果的には全員無事に津波をやり過ごすことができましたが、学校の周りはすべて津波に流されてしまったそうです。次の日には救助されたそうですが、避難所生活も大変だったということです。
しかし、その後の災害復興について、栃木県がたくさんのイチゴの苗を贈り、それが今、山元町の特産物になっているという話には感動しました。
今日、お話をお聞きしたことで、より有意義な修学旅行になると確信いたしました。井上さんありがとうございました。
基本情報
栃木県鹿沼市南上野町503
電話 0289-75-4021
FAX 0289-75-4070
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