学校ニュース

今日の授業から(5年生)

 5年生は、算数科で倍数の学習をしています。今日は、タブレットのプログラミングソフト「スクラッチ」を使って、倍数を求めるには、どのような指示をすればよいのか考えました。

 算数の教科書にはQRコードがついていて、タブレットをかざすと、教科書会社の学習ページが現れます。倍数の学習を選択すると、「スクラッチ」の画面が出てきます。教科書のキャラクター「ますりん」も登場しました。

 初めてプログラミングソフトを使う子もいましたが、プログラミングの経験豊富な友達を先生に、みんなでチャレンジしました。レベル1や2で、簡単なプログラム操作を学び、その後は、スモールステップで課題が難しくなっていきます。途中からは、倍数の考えを使わないとできない内容になっていきます。

 小学校でのプログラミング教育では、自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく「プログラミング的思考」を育成することを目指します。

 今日も、子供たちは、出された課題について、試行錯誤しながらブロックを動かしたり、数値や言葉を入れ替えたりしていました。どの子もどんどん課題を進めていきます!

  分からなくなった時には、友達とタブレットを見合って話し合ったり、友達が映してくれた画面を参考にして自分のプログラムとの違いを確認したりして、正しいプログラムを完成させていました。