学校ニュース

学校課題研修会

 本校では、「誰もが『分かる・できる喜び』が味わえる授業づくりの工夫〜インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細やかな支援と指導の在り方の充実」をテーマに、研究に取り組んでいます。

 昨日は、宇都宮大学大学院教育学研究科の准教授と、鹿沼市教育委員会の指導主事をお招きし、研修会を実施しました。宇都宮大学に内地留学をしている教員や大学院の学生も参加しました。2年生の算数科「さんかくやしかくの形を調べよう」の授業研究を行いました。

 2年生は、前の時間までに三角形や四角形の意味や性質について学んでいます。昨日の授業では、その知識を基に、いろいろな形を見て、三角形や四角形とそうではない形に分け、その理由を説明しました。

 三角形や四角形に似た形もあり、子ども達は迷いながらも、三角形や四角形の意味や性質を根拠にグループ分けをしていました。その理由をホワイトボードに書いたり、友達に説明したり、みんなで話し合ったりする活動を通して、三角形や四角形を見つけるポイントを考えていきました。

 放課後には、自分達で授業のめあてを決め、その解決に向け熱心に活動した2年生の授業について、話合いをしました。准教授や指導主事の先生方からも助言をいただき、インクルーシブ教育の視点に立ったきめ細やかな支援と指導の在り方についての学びをさらに深めることができた研修会となりました。