日誌

AIに負けない子どもを育てるためにPart11

 小学校に入学すると、「定義」という言葉は使わなくても用いられる場面がたくさんあります。生活で使う生活言語から学習で使う学習言語に変わるのが2年生の後半から3年生前半で移行していきます。

⑥-2具体例同定(辞書)の問題(普通)

 ある者が他の者に対して一定の行為を請求しうることを内容とする権利を債権といい、財産権のひとつである。例えば、お金を貸した人に対して、お金の返済を請求できる権利は債権である。

「債権」にあてはまるものを選択肢の中からすべて選びなさい。

①友達に貸した本がなかなか返ってこない。早く返してほしい。
②今月の給料が支払われない。きちんと払ってほしい。
③提出期限になっても、なかなか宿題を提出しない生徒がいる。早く提出してほしい。
④友達に借りた金を月末までに返さなくてはならない。

 正解は、①、②になります。「債権」の定義を読んで、それを合致する具体例を認識する力を測定しています。