校長室から

 

日誌

校長室だより

スマイルマーク

12時20分過ぎに東の空にスマイルマークが飛行機によって作られました。飛行機が飛んでいる音が聞こえたので、びっくりしました。コロナ禍で頑張って、顔晴りましょうというメッセージなのでしょうか。力をいただきました。子どもたちにも見せてあげたかったです。

 

 

今日の桜

今日の桜です。0.2分咲きの状況です。穏やかな1日になりそうですので、午後にはもう少し桜が咲いていそうです。

 

 

西小:桜の開花

西小学校の桜も開花したようです。例年よりも早い開花で、0.1分咲きといったところでしょうか。子どもたちの令和2年度をお祝いしているかのようです。

 

 

職員、ワックスがけ

職員は子どもたちが下校したあとに、ワックスがけを行いました。子どもたちを残してワックスがけはできませんので、全職員でのワックがけです。子どもたちのために頑張る職員で、誇りに感じます。その最中に、タブレットを各教室に固定する業者の方が来校され、固定されました。一人1台のタブレットです。来年度からの使用になります。

 

 

 

 

明日の卒業式に向けて

明日の卒業式に向けて午前中から準備をしています。昇降口には6年生の今までの様子が掲示されています。また、1年生から3年生にかけての廊下には、「卒業生の皆さんご卒業おめでとうございます」のカードが飾られています。6年教室には一人一人の写真を飾ってあります。みんなで準備をしています。

 

 

 

 

 

桜の花をいただきました

出勤すると玄関に桜の花びらがありました。あれっと思って入ると、桜がありました。酒野谷の森田さんが家にある桜が開花したので、持ってきてくれました。明日の卒業式がより一層、華やかに祝うことができそうです。ありがとうございました。

 

啓発パネルを掲示していただきました

中学校では卒業式が行われた3月11日(木)に、啓発パネルを掲示していただきました。東大芦地区青少年育成市民会議の役員や事務局の皆様によっての設置です。設置していただいたパネルからは、製作した子どもたちや家族、地域の方々の思いがたくさん詰まっています。どうぞ、学校に来た際にはご覧になってください。東大芦地区青少年育成市民会議の役員や事務局の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

おすすめの本より㉛

“愛”は「心を受ける」こと

「人は、されたようにするようになる」という言い伝えがあるんだ。上級生や親から暴力を受けると、やがて自分が上級生になった時、親になった時暴力をふるう人になってしまうだろう。これを「負の連鎖」と言うよ。

人にイヤなことをされたら、仕返しをしたくなるよね。人はされたことを無意識に人にしてしまうんだ。でも君も人にイヤなことをしていたら、負の連鎖はとまらないんた。だから、人からイヤなことをされたら、「人にはしないぞ!」という強い理性をもって、負の連鎖を断ち切ってほしい。

そして、人にされた嬉しいことは、どんどん人にしよう。人は愛された経験があるから、人を愛することができるんだよ。

また、「自分が愛した人の価値が、自分の価値となる」とも言うよ。ダメな人を愛すると自分もダメになってしまうし、魅力的な人を愛すると自分も魅力的な人になる。ちょっと大人の話かもしれないけど、やがてわかる時がくるだろう。

おすすめの本より㉚

「二つの時間」を生きる

君は友達と夢中になって遊んでいて、「時間があっと間に経ってしまった!」という経験はあるかな? 逆に、苦手な強化の授業で、「まだこれしか時間が経っていないのか…」と思ったことはあるかな? どちらも“時間”についての話だけど、君は「ふたつの時間」を生きているんだ。

ひとつは「クロノス」。これは“時計の時間”のことで、1秒1秒はだれにも平等に刻まれているよね。文明が発達してから、社会をまとめるための決めごととして作られたものだ。

もうひとつは「カイロス」と言って、これは“感じる時間”だ。この時間は人それぞれ感じ方の違うもので、好きなことに没頭していると時間が過ぎるのはあっと言う間に感じるし、嫌いなことをイヤイヤやっていると時間は長く感じるよね。

時間について考えたアウグスティヌスは、「充実した時間は短い時間でも長い思い出となり、堕落した時間は長い時間でも思い出は短い」と言っているよ。つまり、濃密な時間は短時間でも大切な思い出になるし、ダラダラした時間は思い出にならないんだ。せっかく生きているなら、充実した時間を過ごしたいよね。

おすすめの本より㉙

物事の原因となっているのは、すべて「目に見えない」こと

池の水面がゆらゆらと揺れていると、風が吹いていることがわかるよね。このように、この世の物事の原因は、「目に見えない」んだ。しかし、これはだれでも理解できることではないよ。風が吹いたら水面が揺れるのは当たり前だよね。でも、この当たり前のことを考え、揺れた水面を見て風を知ることが哲学なんだ。

「世界は目に見えないもので動かされている」とも表現できるね。だから君にはいろいろなことを考えて、目に見えないことをたくさん想像してほしいんだ。君はやがて自分なりの生き方を見つけることになるよ。自分にしかできないことを見つけてほしい。そしてゆくゆくは、だれにでもできることをただやるだけの大人になるのではなく、自分にしかできない道を生きよう。

「たくさん踏まれたブドウは美味しいワインになる」と言われるように、いろいろなものを見聞きして考えると、人間味のある魅力的な人になれるよ。「目に見えないこと」を考えていた子どもは、大きな大人になるんだ。