日誌

おすすめの本より④

Q:奇麗になりたい

A:”品“を忘れないようにしよう

解説:「我らは美を愛すれど簡素さを失わず、知を愛すれど柔弱に陥らない」

古代アテナイの政治家で哲学者でもあるペリクレス(BC495頃~BC429)は「我らは美を愛すれど簡素さを失わず、知を愛すれど柔弱に陥らない」という演説をしたことがあるんだよ。この演説の意味は、美しいけれどもゴテゴテになりすぎない、知識をつけても弱々しくならない、ということなんだよ。

綺麗になりたい!オシャレをしたい!と思うのは自然なことだけど、そのことばかりに気を取られてしまうと、人間としての本来の美しさのバランスが崩れてしまうことがあるから注意しようね。

何事も、やりすぎは“品"をなくしてしまうからね…。ペリクレスは演説の中で本当の美しさには”品"が大切だということを教えてくれたんだよね。

“品"を忘れないためには、見た目だけの美しさにとらわれることなく、人間としての内面の美しさにも磨きをかけることが大切だよ。