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体力をつけるためには?❸

❸「外食」を楽しむ  一親子でリラックスできる貴重な機会
 子どもたちが大好きな外食。親にとっても準備と片づけのいらない貴重な気分転換です。一方で、コロナ禍にありますので十分に留意する必要も生じています。特に、緊急事態宣言中ですので、ステイホームです。ご家庭での食事を楽しんでください。安心できる状況でしたら以下のこともいかがでしょうか。
 平日だと親の帰りが遅くなったり、習い事があってきようだいでも食事の時間がばらばらだったりしますが、週末の外食なら家族そろって、テレビをつけることもなく、ワイワイとみんなでおしゃべりをしながら、ゆっくり楽しく食べられます。

「外食』を上手に生かすにはどうすればいい?
(1)珍しい料理を体験する
 「子連れでも気楽なところJと考えると、ついファミレスに足が向きがちです。でもせっかくなら、家では食べないようなものを体験してみると、子どもの味覚を広げる貴重な機会になります。グローバル化がますます進み、将来わが子が日本以外のどこかで働くことになるかもしれません。さまざまな食文化を受け入れられるようにしておくことも、親としてできることのひとつです。同じカレーでも、家で食べるカレーライスではなくナンを使って食べる「インドカレー」、タイの定番の屋台料理である「ガパオごはん」うどんに似ているベトナ厶の国民料理「フォー」など、辛くなくしてもらえば子どもでも食べやすいエスニック料理はたくさんあります。
(2)週に一度くらいならファストフードもOK
 おまけのおもちゃに釣られて子どもが行きたがるのはファストフードのお店です。最近のファストフードチェーンは品質や安全性が非常に厳しく管理されており、過剰に神経質になる必要はありません。ただ、高脂質、高カロリーのメニューが多いので、ファストフードを食べた日は、脂っこいものを控えて野菜をたっぷりとらせるなど、1日3食のトータルの栄養バランスを考えることは大切です。
 また、それは、ラーメンや牛丼などを好んで食べる大人にも当てはまること。ファストフードを食べるときは、頻繁に食べるのは健康に悪いということを意識付けするようにします。
(3)スマホやゲー厶はかばんにしまう
 家族みんなで出かける外食は親子のコミュニケーションの貴重な時間です。せっかくの機会に、それぞれがスマホを見たり、ゲー厶をしてたりしていてはもったいないです。
 食事中の会話が多ければ、子どものコミュニケーション能力が高くなるともいわれています。また、家族間でのリラックスした会話を通じて、自己肯定感も育まれていきます。会話をはさみながら食事をすると、ゆっくり食べることができ、肥満の防止にもつながります。食事を通じた家族団欒にはたくさんの効用があります。