日誌

県教育長からのメッセージ(児童生徒の皆さんへ)

児童生徒の皆さんへ

 6月から本格的に授業が再開され、皆さんは、友達や先生方と一緒に過ごす事の楽しさを実感していることと思います。各学校では、「新しい生活様式」を踏まえた活動が行われていますが、一方で現在、栃木県内では新型コロナウイルス感染者数が再び増えており、学校においても感染者が確認されています。校内では、これまでも基本的な感染症対策をしっかり行ってきたところですが、感染が拡大しないよう、より一層こまめな手洗いの徹底等に努めてください。
 また、県内においても、新型コロナウイルス感染症を理由とした不当な差別や偏見に苦しんでいる方々がいらっしゃいます。このようなことは、決してあってはなりません。新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性があります。
 児童生徒の皆さんには、決して差別的な言葉や行動に惑わされることなく、正しい情報に基づいた冷静な行動をとって欲しいと思います。
 もし、皆さんの周りに差別や偏見に苦しんでいる人がいたら、学校の先生や大人に伝えてください。自分の心が傷ついた時には、家族や友達、学校の先生にすぐ相談しましょう。
 お互いを支え合い、誰もが安心して過ごせる学校をつくっていきましょう。
   令和2(2020)年7月22日 栃木県教育委員会教育長 荒川政利