日誌

「意味がわかって読める」ために(小学校中学年)part4

 小学校中学年の「意味がわかって読める(読解力)」ために留意することの続きを紹介します。学校や家庭でのかかわりや援助などについてお伝えします。
(中学年)
11.観察や実験、社会科見学などで「見たこと・体験したこと」についてメモを取り、時系列で正確に文字や図、表やグラフを使ってレポートして表現できるようにする。小学校では、「見たことを正確に文章にする」ことを指導することが大切である。
12.図工で「見たとおりに描く」活動をしっかり位置づける。正確に図を描かせると児童間の差が出やすいこともあり、描きたいことを描く授業が増えている。中学年で目の前にある比較的単純な静物を描けるようにし、高学年に向けて校内の様子や手や顔などを「見たとおりに」描けるようにしたい。
 今まで、小学校中学年でのかかわり方や援助について紹介しましたが、大変重要な中学年です。