日誌

「田んぼの学校」に参加しました。

 8月23日午前、下沢・引田地区の「ふれあいみどりの村」の皆さんが主催して行われた「田んぼの学校、生き物観察会」に本校児童が参加しました。
 清流で有名な大芦川の水を引いている農業用水路は、川魚をはじめとするきれいな水にしか住まない水中生物が往来しやすい構造で作ってあります。この行事では、地元内外の子ども達を対象に、用水路で魚獲りをして、捕れた魚や沢ガニ、カエルやヤゴ等について、農業振興事務所の職員の方が詳しく説明をして下さいます。絶滅危惧種の川魚やカエルも捕れるきれいな地元の自然を大切にしようとする気持ちを養う絶好の機会となっています。
  

 合わせて、5年生が5月に植えた稲の生育状況を観察したり、今では珍しくなった「案山子」を作ったりして過ごす時間にもなっています。
  

 お昼近くになると、鮎の塩焼き、焼きトウモロコシ、焼き椎茸、採れたてのトマト、ジュースが振る舞われ、子ども達にとっては夏休み最後の楽しい地元行事になっています。
 早朝に行われたPTA奉仕作業に参加した子ども達や保護者の方々もたくさん参加し、夏の終わり、秋の気配を感じながら楽しそうに談笑する姿が見られました。