日誌

「宮沢賢治」を紹介しよう

 6年生は、国語で、「宮沢賢治」の一生を記した『イーハトーヴの夢』と、賢治が書いた童話『やまなし』を教材にして学習してきました。
 子ども達は、『イーハトーヴの夢』から、賢治が自然を愛し、誰に対しても優しい人であったことをつかみました。
 『やまなし』の学習では、作中の5月と12月の2つの場面を比べながら、賢治がどんな世界を望んでいたのかについて、話合い活動により考えを深めました。
 一方、子ども達は、国語の授業と関連づけた「並行読書」として、賢治の作品を朝の学習や家庭学習で読み進めてきました。それらの学習や読書を通して賢治の人物像を一人一人がつかんだ上で、今日の5時間目は賢治作品のPOP作りを行いました。自分が並行読書で読んだ作品のあらすじと、賢治の人物像を重ねて、みんなに賢治の良さを感じてほしい、作品を読んでほしいという願いを込めて作成しています。
 まだ下書き段階ですが、思わず賢治の本を手に取りたくなるようなPOPがたくさんできています。全員のPOPが完成したら図書室に掲示してもらい、全校生に賢治の良さを感じてほしいというのがこの学習活動のねらいです。