日誌

第45回卒業式を終えて

本日は、鹿沼市教育委員会様をはじめ、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、保護者の皆様に見守られる中、第45回鹿沼市立西小学校卒業式を、厳かにそして温かい雰囲気の中で行うことができました。あらためて、深く感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、保護者の皆様、ご卒業本当におめでとうございました。 
 
 卒業生は、学校を代表し、下級生達を牽引する立場の最上級生として、さまざまな場面での活躍が目を引きました。また、クラスとしては学び合い活動のある各教科の授業を通して、学力の向上も見られました。
 特に、外国語活動には教育委員会やALTのバックアップもいただきながら熱心に取り組みました。年度はじめには簡単なゲーム形式の外国語活動であったのが、年度末には言葉のやりとり(インタラクション)ができるまでになりました。基本的に日本語を使用しない45分間の活動で、担任教師の努力もさることながら、相手の発する英語を聞き取り、何とか意味をつかもう、読み取ろうという6年生達の姿勢は実に素晴らしいものがありました。さらには、何とかメッセージを相手に伝えようとうする意欲や態度も育っていきました。
 中学校に進学すると、初対面の人との出会いと交流、新たな学習内容、中学校ならではの学校行事や部活動、義務教育修了後の進路選択など、さまざまな局面に出くわすはずです。そのようなときに、外国語活動で培った「分かろうとする姿勢」、「伝えようとする意思、態度、表情」などを駆使すれば、突き当たった壁や困難さは必ず乗り越えていける思います。
 どうか、夢を抱き、小さな「目標」を立て、一つ一つクリアしながら、自己実現をしていってほしいと思います。目標に向けて努力すれば少なからず成長します。目的を見失わず、目標を分析して具体的な取組を見い出し、前進していってほしいと思います。
 
 可能性豊かな卒業生には、目先の結果の良し悪しにとらわれず、易きに流れず、少しの困難さはあって当たり前だと思って乗り越えていってほしいと思います。 「全力・挑戦・ありがとう」を胸に。

 卒業証書授与後の式辞には、そんな思いを込めて、旅立つ39人にエールを送りました。