学校ニュース

小麦まんじゅうづくり

 11月9日(木)2年生の家庭科の授業において「小麦まんじゅうづくり」を実施しました。この「小麦まんじゅうづくり」は、食生活改善推進委員会板荷支部の皆様を講師としてお招きし、以下の3つをねらいとして、板荷小の5年生や地域住民の方と一緒に活動しています。
 ① 板荷地区の郷土料理である小麦まんじゅうを作り、板荷地域の伝統文化の継承を図り、地域への愛着の心を育てる。(郷土愛)
 ② 中学生が指導的立場で小学生と関わり、責任感や自己有用感を高めるとともに、互いに協力しながら調理することで、他者への思いやりの心を育てる。(小中連携)
 ③ 板荷コミュニティーカレッジの受講生として地域住民の方々にも参加していただくことで、生徒が地域の方々とともに学び合う喜びを味わう。(生涯学習)・・・・今年も5名の地域住民の方の参加がありました。御来校ありがとうございました。

 今年も晩秋にふさわしい柚子の香りが家庭科室いっぱいにたちこめる中、小中の児童生徒、地域住民の方が協力し合って調理し、完成後は互いに満面の笑みを浮かべながら、自分たちで作ったおまんじゅうを試食していました。お忙しい中、講師として御指導・御協力をいただきました食生活改善推進員会板荷支部の5名の皆様には心から感謝申し上げます。

<食生活改善推進委員と地域の受講生の皆様>         <小中学生が協力し合って調理しました>
   
        
                        
                                      <できあがった小麦まんじゅうはとてもおいしかったです。>

【一口メモ】
 板荷地区で作る「小麦まんじゅう」は郷土料理の一つです。8月1日の早朝にお墓のお掃除をするとき作る小麦まんじゅうのことを、「かさぷたまんじゅう」と言い、5月の田植えが終わると作る小麦まんじゅうのことを、「さなぶりまんじゅう」と言われていたそうです。