立志記念行事その2(日光社寺)

輪王寺の境内を進むと仏塔がありました。たくさんのお経が納められているとのことでした。

日光東照宮の参道に入りました。

一の鳥居と呼ばれる鳥居を通過しました。

さらに進むと、石鳥居に到着。当時の石組みの技術により建てられているこの鳥居は、過去の大きな地震にも耐え、一度も倒れたことがないそうです。

五重塔の心柱の免震構造のお話がありました。東京スカイツリーは心柱の技術を応用しているとのことでした。ちなみにこのあたりは、標高が634mを超えた程です。東京スカイツリーの天辺とほぼ同じです。

「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を見学しました。幼少期に、「悪を見ず、言わず、聞かず」の教えについて学んだほか、猿の一生を8枚の彫刻で表現されている教えについても紹介されました。

私は、木の上に一匹の猿が遠くを眺めている彫刻が一番印象に残りました。独り立ちを表しているとのことでした。彫刻から、これから進む未来への期待や不安を感じました。ガイドさんの案内を拝聴する中で、立志式での誓いの言葉と重ね合わせながら見つめる生徒の姿がみられました。本校では、「未来を描き社会を創る力の育成」を学校課題としています。これから先の自分の姿を、想像する機会にもなったと思います。