弓道部に入部したいと考えている1年生へ

 今年度は、顧問は牧 敏・平石友梨・松沼恭子の3名となりました。現在の部員数は、2年男子10名、2年女子14名、3年男子5名、3年女子6名の計35名です。今年度は昨年度の男子県大会優勝や、男女関東大会出場という成績を超える全国大会出場を目指して頑張っていきたいと思います。そんなレベルの高い目標を掲げている弓道部に入部したいと考えている新入生に、入部する上で必要な情報を掲載したいと思います。

1 指導方針
 弓道は体育や健康のためばかりでなく、人生をより高く豊かにするものです。弓道を学ぶ上で大切なのは「至誠」と「礼節」です。人に勝つことよりも「誠」を尽くすことを教えていきたいと思います。また、武道の理念に沿い、礼儀を重んじ、謙虚な心を養うことで、人として立派になれるよう、熱意をもって指導していきたいと思います。

2 弓道を学ぶ上で必要な資質
 一般的に、腕力や勘の良さを必要とするように思われがちですが、決してそんなことはありません。弓道は他の運動部と比較すると、運動量が少なく、基本の動作しか存在しません。腕力に自信がなくても、運動に自信がなくても、地道に基本を習得していけば必ず的に中るようになっていきます。ただ、静かにじっとしていることが極端に苦手な人は弓道に向きません。正座をしてじっと待つ、長い時間同じ場所に動かずに立っている。などの動きのない場面が非常に多い特殊な競技だからです。

3 必要経費
 年間1万円(前期5千円、後期5千円)の部費を徴収させていただき、消耗品や弓などの購入に充てさせていただきます。また、 1年次に揃えなくてはならない物品がたくさんあります。それ以降購入しなくてはいけない道具は、弦などの消耗品を除けば破損等がなければ何もありません。(体に合ったものならお下がりや貰い物でも使用できますので、顧問に御相談ください。)
 ・弓道手袋(弓道練習用の手袋) 約2千円:4月から5月に購入
 ・かけ(弓道専用の鹿皮手袋) 約2万円:5月から6月頃に購入
 ・矢(6本組) 約2万円:5月から6月頃に購入
 ・巻藁矢(練習用の羽根のない矢) 約2千円:5月から6月頃に購入
 ・袴セット 約1万円:7月から8月頃に購入
  ・防寒着(ウインドブレーカー上下) 約1万円:10から11月頃に購入
 ※弓は、顧問の判断で筋力や技術に合わせて学校にあるものを入れ替えながら使用します。

4 練習について(毎月練習予定表を配布しています)
 ・早朝練習(平日毎朝7:20から7:50の約30分間)
 ・放課後練習(水曜日は職員会議のため原則なし)その他の平日は毎日実施。
  帰りの会終了後から下校時刻15分前まで
 ・休日練習(原則日曜日は休み ※ただし大会直前はこの通りではありません。)
  8:00から11:30(12:30まで自主練習あり ただし別会場での1日練習や練習試合等の場合はこの通りではありません)
 ・長期休業中の練習(時期によって大きく異なりますので、詳しくは練習予定表をご覧ください)

5 大会について
 ・鹿沼地区春季弓道大会(団体戦・個人戦)
 ・栃木県春季弓道大会(団体・個人戦)
 ・鹿沼地区総体弓道大会(団体・個人戦)
 ・栃木県総体弓道大会(団体・個人戦)
 ・全日本少年少女武道錬成大会(団体戦)
 ※関東中学生弓道大会(団体・個人):県予選を通過した団体が参加
  ※全国中学生弓道大会(団体・個人):県予選優勝校が参加
 ・鹿沼地区新人弓道大会(団体戦・個人戦)
 ・栃木県新人弓道大会(団体・個人戦)
 ・栃木県中学校弓道選手権大会(団体)     などが主な大会です。

6 審査について(年4回の段・級審査会があります)
 ・5月(1年生はまだ受審できません)
 ・8月(安全に弓を引けるようになれば受審できます)
 ・11月
 ・2月
  4級から1級、初段から二段まで取得することができます。

 ※その他不明な点は、顧問まで直接お尋ねください。