令和4年度以前 日誌

パンジー植え

 12月5日(水)に、栃木園芸の益子 清さんに来ていただき、3年生から5年生でパンジー植えとチューリップの球根植えを行いました。

 1人で1つのプランターを準備し、土を入れるところから作業が始まりました。重い園芸用の土の袋を持ち上げ、懸命にプランターの中に土を入れていました。土を入れた後、そこにバランスを考えながら5つのパンジーの花を植えました。最後に、肥料をまいて完成です。
 1人で一生懸命作業をしたり、大変なときには友達と協力したりしながら、根気強く活動を進める姿が見られました。これから、自分で植えたパンジーは責任をもって育てていくことになります。
 また、チューリップの球根も植えました。さまざまな色のチューリップの球根を準備し、体育館の南側の花壇に植えました。
 球根にも向きがあり、お互いに声をかけ合いながら、向きをそろえて植えていきました。なるべく同じ色が隣り合わないように相談しながら植えていく姿に、子供たちの意欲と工夫を感じました。

 来年の春には、下級生のみんなが大好きな6年生の卒業式を華やかに彩る、色とりどりのパンジーやチューリップの花を見ることができると思います。

         


  

人権集会

 12月4日(火)に人権集会が開かれ、2種類のゲームを体験することを通して、人権について考えました。

 一つ目は、「バースデーライン」です。言葉を使わずに誕生日を伝え合いながら、順番に並ぶというゲームです。話してはいけない中で、苦戦しながらも懸命に友達の考えを受け止め、自分の考えを伝えようとする姿が見られました。最後には、見事、誕生日順通りに並ぶことができました。
 二つ目は、「ぎょうざじゃんけん」です。グー、チョキ、パーをぎょうざの材料に見立て、3人グループでその3つをそろえるというゲームです。勝ち負けを決めるじゃんけんとは違い、たくさんそろえることができたら「相手のことを考えることができた」、あまりそろわなかったら「同じものを出して仲が良い」、といった視点をもってもらうゲームでした。

 普段、人権についてじっくりと考える機会があまりない中で、短い時間ではありましたが、自他の人権を大切にしようとする感覚を磨くための貴重な体験ができました。

       

持久走大会

 12月5日(水)に、持久走大会が開かれました。

 12月とは思えないほどの暖かな陽気の中、子供たちの力走が見られました。また、自分たちが頑張るだけでなく、頑張っている友達を精一杯応援する姿も見られました。
 今年度は、女子の低学年の部で13年ぶりの大会新記録も出ました。
 大会終了後は、子ども待機スペース見守りボランティアの皆さんが、学校農園で収穫したサツマイモで作ってくださったできたての大学芋をいただきました。
 当日の運営に際しては、保護者の皆様のボランティアの支援をいただきました。また、力を尽くして頑張っている子供たちに、温かい声援をたくさんいただきました。皆様の御協力、御支援に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。


          

読書週間(本の読み聞かせ)

 清二小では、11月12日(月)~22日(木)を読書週間として、子供たちの読書への興味・関心を高めて本に親しませ、読書量を増やすことが目的として、おすすめの本の紹介や家読(うちどく)、「読書スタンプラリー」を実施しました。
 他にも、図書委員会の児童が各学年の児童に合った本を選んで、学年ごとに「読み聞かせ」を行いました。また、教職員による「読み聞か」せも行いました。読み聞かせの本の内容も、昔話、外国の物語、紙芝居、大型絵本と、バラエティーに富んでいました。中には、英語の絵本を読んだ先生もいました! どの読み聞かせも、子供たちは目を輝かせて、食い入るように聞き入っていました。
 読書週間の中で子供たちは良書に出会い、読書の楽しさや素晴らしさを一層味わうことができました。
 


             

2年 生活科見学

 1122日(木)、2年生が、デマンドバスと電車に乗って、生活科見学に行ってきました。

 最初に見学した「鹿沼郵便局」では、郵便物が宛先に届くまでの流れについて、学習してきました。
 次に見学した「まちの駅  新鹿沼宿」では、直売所で売られている品物は、すべて、鹿沼市内でつくられているものだということを聞いて、子供たちは驚いていました。
 最後に見学した新鹿沼駅」では、自分で切符を買って改札を通りました。駅員さんが、改札口の切符が通る機械を開けて、中を見せてくださいました。普段は見ることのできない場所を見学することができて、興味津々な様子でした。

 生活科見学をとおして、鹿沼市にはいろいろな公共施設があり、そこで働く人たちが自分たちの生活を支えてくれていることに気づくとともに、公共の交通や施設の利用の仕方や、利用する際のマナーを守ることの大切さについても学ぶことができました。


               

 

 

 

 

 

 

 

 


清洲保育園児との交流

 11月14日(水)、1年生が清洲保育園に行ってきました。子供たちは、園児と交流することをとても楽しみに、準備を進めてきました。

 最初に、音読劇「くじらぐも」を発表しました。年少さんから年長さんまでの前での発表だったので、みんな張り切って、大きな声でせりふを言ったり、歌を歌ったりできました。園児のみなさんも、とても楽しそうに見てくれていました。
 次に、「清二小まつり」で作ったゲームで、年長さんに楽しんでもらいました。最初に、ルールを説明してから始めました。うまくできない子には、うまくいくコツをアドバイスしてあげたり、順番を守ってできるように声をかけたりする1年生の姿が、とても頼もしかったです。学校ではなかなか見ることのできない、子供たちの成長した一面を見ることができて、とてもうれしくなりました。
 次に、園庭に出て、園児の皆さんと一緒にへびおにやドッジボールで楽しく遊びました。
 最後に、自分たちで心を込めて作ったミニリースをプレゼントしました。年長さんがとても喜んでくれたので、子供たちもとても満足そうでした。 
 1年生の成長が実感できた、有意義な交流会でした。               


         

校外学習 来て! 見て! 学ぼう博物館!「大地のつくりと変化」

 11月15日(木)、栃木県立博物館の地学講座「来て!見て!学ぼう博物館!」に、池ノ森小学校の6年生と一緒に参加しました。

 最初は、宇都宮市八幡山周辺を1時間ほど歩いて、地層を観察しました。高低差のある場所を何か所か見学し、地層の広がりや縦方向の重なりを実感しました。凝灰岩層に実際に触れて、もろく崩れていく火山灰に興味津々でした。
 次に、博物館で地学・地質コーナーを見学しました。栃木県は、過去2回、海の中に沈んでいた時期があったこと、そのためにクジラやサメの歯の化石が多くみられるという話に、驚きの声が上がりました。
 最後の実習では、火山灰の中の鉱物を顕微鏡で観察したり、塩原の木の葉石化石層の石を割って化石探しをしたりしました。みんな、タガネとハンマーを慎重に扱って、木の葉の化石を取り出すことができました。
 実際に地層をみてその様子を観察したり、展示資料を見学しながら解説を聞いたりして学校では学べない貴重な体験をすることで、地層や化石についての理解を深めることができました。

               

薬物乱用防止教室

 11月14日(水)に、5,6年生を対象として、薬物乱用防止教室を実施しました。
 本校の学校薬剤師である坂本 愛 先生に、お話をしていただきました。

 「薬」といっても、使用してよい医療目的の薬と、使用してはいけない違法薬物があります。
 医師や薬剤師等から処方された医療目的の薬は、用法・用量・使用上の注意等を守って正しく使うということが分かりました。
 また、使用してはいけない違法薬物については、その種類と、心身に及ぼす影響等の説明を受けて、乱用することは、自分だけの問題ではなく家族や社会にも影響を及ぼすことなど、違法薬物の恐ろしさがよく分かりました。
 薬物乱用のきっかけは、とても簡単なことからです。友達や先輩、インターネット等の誘惑から「1回だけならいいかな。」と、軽い気持ちで違法薬物に手を出してしまうと、その代償として失うもの(健康、成長、自由、未来等)は、とても大きいです。
 自分の身は自分で守ること(危ない場所には行かない、危ない人には近づかない、危ない時間には外出しない等)、誘われたときは「絶対にやらない!」「興味がない!」という強い意志と、きっぱり断る勇気をもつこと、不安や悩みは一人で抱え込まず、家族や先生等、信頼できる大人に相談することが大切です。

 薬物乱用の問題は、子供たちの努力だけでは対応が難しい問題です。学校はもちろんですが、家族や地域の皆様にも御理解、御協力いただき、子供たちをしっかりと見守っていくことが必要です。
 引き続き、御協力をお願いいたします。

 

 

 

清二小まつり

 11月7日(水)に、本校の一大イベントである「清二小まつり」が行われました。
 御来賓の皆様や保護者、祖父母の皆様、地域の皆様に多数御参加いただいて、子供たちがたくさんの人々に見守られる中で、盛大に催されました。

 「開会行事」では、先日の鹿沼市小中学校合同音楽会で演奏した、3年生から6年生による「お囃子」や、今年、児童と職員で作詞、作曲し、運動会の開会式で初披露した清二小の応援歌『希望あふれる清二小』を全校児童で披露しました。

 「学習の発表」では、今年度は、総合的な学習の時間や生活科の発表に限らず、他の教科等も含めて日頃の学習の成果をお伝えできるようにしました。発表内容は次のとおりです。

1年生 ・国語「くじらぐも」音読劇

      「くじらぐも」を読んで想像したことを、音読劇にして発表しました。

2年生 ・生活「まちが大すきたんけんたい」

      地域にあるお店等の探検を通じて、気付いたことや考えたことを発表しました。

3年生 ・国語「伝えよう楽しい学校生活」

      3年生になって頑張ってきたこと、よくなったことを発表しました。

4年生 ・総合的な学習の時間「大好き宿川」

      地域を流れる宿川はきれいな川か、宿川の生き物、宿川の始まりについて調べたことを発表しました。

    ・国語「新聞を作ろう」

      学校生活の中で興味をもったことについて調べ、新聞にまとめたものを発表しました。
5,6年生

    ・総合的な学習の時間「医王寺から見える北半田」

      医王寺見学を通して、仏像、建築物、自然など、テーマを決めて追求してきたことを発表しました。

    ・外国語活動

      道に迷った外国の方を、英文を使って医王寺まで道案内する英語劇を発表しました。


 「お店を開こう」では、各学年でどんなお店にするか工夫して考え、作った商品を販売したりしました。お客さんは、清二小独自の通貨「清二小マネー」を使って、買い物を楽しみました。マッサージをしてくれたり、物作り体験をさせてくれたりする店もありました。子供たちが開く店以外にも、地域や保護者の方々が提供してくださった野菜や手作り雑貨、学校農園で収穫した米や野菜類を売る店、さらに、具だくさんのあつあつの豚汁を売る店もありました。また、待機スペースボランティアの方々が、おいしい大学芋を作って販売してくださいました。
 「清二小まつり」を盛り上げようと御協力くださった皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。

 子供たちはこの「清二小まつり」を通して、友達と協力して成し遂げることの大切さや感動、自分たちを支えてくださる方々とのふれあいなど、多くのことを学ぶことができました。これからの学校生活においても、これらの力がさらに生かされ、育っていくことと思います。

                                 

サツマイモ掘り

 10月29日(月)に、全校児童で学校農園のサツマイモ掘りをしました。
 サツマイモ掘りをするには、掘りやすいように事前に準備しておくことが必要なので、4,5,6年生が前の週に時間をかけて蔓切りを頑張りました。
 「直立植え」をしたせいか、地中深いところにサツマイモができていたので、想像していた以上に掘るのに手間取ってしまい、児童全員の力を結集し、苦労の末、サツマイモを掘り終わりました。苦労した分、農作業の大変さを実感し、収穫の喜びを感じられたのではないでしょうか。
 収穫したサツマイモは、子供たちが数本ずつ持ち帰りました。子供たちが精魂込めて育てたサツマイモの味は、格別だったことと思います。
 残ったサツマイモは、11月7日の「清二小まつり」で販売します。また、子ども待機スペースボランティアの皆さんが、収穫したサツマイモを使っておいしい大学芋を作って販売してくださる予定です。どうぞお楽しみにしていてください。