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2020年4月の記事一覧

新型コロナウイルスに負けないために(親子でできる対処法)

 前回は、ご家族向けのリーフレットを紹介しました。今回は親子でできる対処法、ストレスコーピングです。
 
1 非日常にさらされて・・・
 ①あふれる情報
  *新型コロナウイルスに関する新しい情報が毎日入ってきます。
  *自分も家族も病気になるのではないかと不安になります。
 ②変わる環境
  *突然の休校、再開後の休校、再延長
  *外出自粛
  *非常事態宣言の発出
2 子どものストレス反応
 ①からだの症状(身体化)
  *頭が痛い     *お腹が痛い       *眠れない
 ②行動面の変化
  *落ち着きがない  *食欲が増える/減る   *いつもよりよくしゃべる
  *よく泣く     *しがみついて離れない  *言動が幼い
  *夜尿、おもらし  *わがままになる
 自分を守るためのこころの防衛機能ですが、放っておくと悪くなるかもしれません。
3 子どもの発達とヘルスリテラシー
 ①ヘルスリテラシーとは?
 *健康に関して適切に意思決定をするために、必要な情報を調べ、理解し利用する能力です。
 *幼児期の半ばにはすでにその能力を獲得していると言われています 。
 *誰もがその力を発揮する権利を持っています。子どもにとっても尊重されるべき権利です(基本的人権・子どもの権利)
 慌ただしい中でも子どもが取り残されることなく、正し く知り、理解し、考え、決めることができるように手助けすることが大切です
4 子どもにもわかりやすい説明を!
 ①伝え方のコツ
 *正しい情報を、ごまかさず、正直に 
 *その子の年齢に合った言葉で 
 *一度にひとつずつポイントをしぼって
 *目に見える形で(イラストや動画など) 
 *誰かのせいではなく、目に見えないウィルスのせいであることを伝えましょう
 ②気を付けること
 *映像やニュースを見せすぎないようにしましょう 
 *小さい子は・・ 
  過去の映像を見て、現在のこと、自分のことと捉えて、不安になることがあります 
 *大きい子は・・
   SNSなどから自分で情報を得て、うわさやデマの被害に遭うおそれがあります

新型コロナウイルスに負けないために(ご家族向け)

 緊急事態宣言が発出され、子どもたちや家族のことが心配になっているかと思います。子どもを守るためにはどうしたらよいかと思い検索していたら、国立成育医療研究センターこころの診療部のリーフレットがありましたので、紹介いたします。

1 身近なところでアウトブレイクが起きたら・・・
 「自分の子どもや家族をどうやって守ったら良いの?」や「どうやってケアしたらいいの?」などの不安に対して、以下のように言っています。
 ①正しく理解すること
  正しい知識を持つことで、ストレスが減り、気持ちがラクになります。
 ②予め知っておくこと
  アウトブレイクを経験すると、こころとからだにどのような変化がおきるのか、どのように対処すれば良いのかをしっておきましょう。
2 情報との付き合い方
 ①正確な情報を手に入れる
  ・日々、更新される情報のうち、正しいものを手に入れましょう。
  ・不正確な情報(デマ)にまどわされないようにしましょう。
  ・信頼できる情報源かどうか確認しましょう。
 ②家族で話し合う
  ・今、何が起きているの?
  ・感染はどのようにして起きるの?
  ・何が危ないの?
  ・地域・国・世界は何をしなければならないの?
  ・家族ひとりひとりにできることは?
3 大切な人と家族に聞いてみましょう
 ①子どもたちの声を聞く
  ・分かりやすい言葉で、正しい情報を説明しましょう。
  ・怖い気持ちや間違った思い込みがあれば聞いてあげましょう。
  ・どんな気持ちも否定せず、まず聞いて、共感しましょう。
  「そうだね。ちょっと不安だね」などで、子どもたちは安心感を取り戻すことができます。
 ②大人の声を聞く
  ・テレワークや在宅勤務など、大人にとっても非日常の連続です。
  ・仕事の時間、家族との時間、プライベートの時間など、家族それぞれの時間割をつくると良いかもしれません。
4 いざという時のために
 家族や親戚、学校や職場、病院や公共サービスなどの緊急連絡先をリストアップしておきましょう。
5 感染予防のために家族でできること
 ①予防方法のおさらい
  ・せっけんと水で20秒間手洗いをしましょう。
  ・アルコール消毒液を使うことも有効です。
  ・体調が悪いときは家にいましょう。
  ・咳やくしゃみをするときは、口と鼻を覆いましょう(咳エチケット)
  ・やむを得ず外出するときは、マスクをつけましょう。
 ②ストックを確認する
  ・せっけん、アルコール消毒液、体温計などの衛生用品
  ・常備薬、在宅医療物品
  ・飲料水、保存食品、現金など

21日 会話は子育てのキーワード

21日の魔法の日めくりメッセージです。

会話は子育てのキーワード ~ゆったり、お喋り、楽しもう!~

お喋りは楽しいものです。
その中で、子どもの事をもっと深く知る、
親の事をもっと知ってもらう。
楽しい会話の中で、認め合う関係、
喜びも悲しみも共有できる関係、
相談し合う関係が作れます。

毎日が忙しい日々。
すこし、ゆったり、のんびりと会話を楽しみましょう。


 臨時休業、11日目です。保護者の方と子どもとの雑談が大変有効です。話を聴いてもらえたという安心感がよりよい関係性を築きます。一緒にお風呂の中での会話はゆったりした中で楽しむことができます。会話の中で大切にしたい言葉は、「ありがとう」と「うれしい」などです。「〇〇のお手伝いをしてくれて、ありがとう!」「お母さんはうれしかったよ!」「お父さんは〇〇したんだって聞いたよ。ありがとう!」子どもにエネルギーを与える言葉です。

20日 すべては一つ

20日の魔法の日めくりメッセージです。

すべては一つ ~トイレへ行ったら①流そう②ふたを閉めよう③手を洗おう~

複数のマナーを守ることが出来るようになると、
あらゆることは繋がっていて、
すべては一つだと分かるようになります。

今日は、20日目、
少し高度なことにチャレンジしてみましょう!


 臨時休業、10日目です。ご家庭内でのあいさつはできていますか?あいさつを元気よくできる子は外向的志向があり、心が安定していると思います。登校時に遠くから元気なあいさつをもらうと、1日の元気をいただきます。家庭や地域においても、元気なあいさつができるように励ましてください。あいさつはすべての活動のエネルギーです。

19日 ものには役割がある

19日の魔法の日めくりメッセージです。

ものには役割がある ~ものを大切にしよう~

「ものを大切にする」のは、
それぞれの役割を知ることです。
ものは、必要だから存在するのです。
それを壊れたから捨てる、
すぐに新しいものと取り換えるのではなく、
絵本やおもちゃをどうやって直すか考えたり、
工夫して新しい使い道を生み出していきましょう。


 臨時休業、9日目です。ものを大切にする人は、人を大切にすると言われています。ものを大切にする子どもを育んでいきましょう。ものを大切にするコツはものに名前を付けることです。私も初めて買った車のナンバーが「8」だったので、8番ブーと言ってたことを思い出します。また、1年生の担任をしたことが1度だけあるのですが、教え子の中に物を大事する子がいました。その子には頑張ったので本をプレゼントしました。その子は今、作家になっています。ものに愛着を感じることが大切にすることにつながります。

18日 その「言葉」で伝わりますか?

18日の魔法の日めくりメッセージです。

その「言葉」で伝わりますか? ~みんなの口からきれいなお花~

「言葉」は、自分の意識そのもので、
意思を伝えるためにあります。
傷つける「言葉」は、とげのある意識が、
嬉しくなる「言葉」は、やさしい意識が働いています。
伝えたい事は伝えるためには、
どんな「言葉」で表現しましょうか?
「言葉」は生きています。
私達から出てくるものは、
全て、意味があり役割があります。
私達大人が、お手本となり、お花が飛び出すような、
楽しくて、嬉しくなるような素敵な「言葉」をつかいましょう!

 臨時休業、8日目です。臨時休業が延長になりますが、家族の中での言葉はどのように使われていますか?日本では、昔から言葉は言霊と言われています。どのような言葉をつかうかが大切になりますが、プラスの言葉をつかってほしいと思います。悪口やからかう言葉、人が気になる言葉などのマイナスの言葉を使っていると、言われている人が当然嫌な気持ちになります。それだけでなく、言っている人もマイナスの影響が出てきます。一緒に生活するためには相手を思う気持ちを尊重することですね。国語で物語教材を学ぶことは、登場人物の気持ちを想像し、気持ちをつくることの積み重ねによって学んでいきます。

17日 「ほこり」の持てる私になる 

17日の魔法の日めくりメッセージです。

「ほこり」の持てる私になる ~落ちているゴミを拾いましょう!~

人の役に立つことを、
誰も見ていなくとも勇気を持って、
恥ずかしがらずに、堂々と行動に移す。
自分の意思を貫く。
習慣づくことによって、
自尊心が芽生え、自分に自信が持て、
何でも、「やってみよう」と挑戦できるようになりますよ。
親子で、まず出来ることからやってみましょう。


 臨時休業、7日目です。始業式に子どもたちに話をしましたが、本校のスローガンは「全力」「挑戦」「ありがとう」です。そのためのベースや原動力になるのは、やる気や自尊心、自信などです。ほめて、認めて、励ましていきましょう。ほめるポイントは、結果や能力でなく過程です。過程での頑張りをほめてみてください。小学生のうちに自分のために、みんなのために役立つことができるように育みましょう。

16日 食事のマナーを伝えましょう

16日の魔法の日めくりメッセージです。

食事のマナーを伝えましょう ~お茶碗を持ってごはんを食べよう!~

「ごはんを大切に食べる」という
想いを形で表現できるように、
食事のマナー・仕方に目を向けてみましょう。

お茶碗を持ってごはんを食べる、
お箸をおいてからお茶を飲む、
ご飯とおかずを交互に食べる、
一つひとつを大切にできるように、
マナーを守って楽しく食べる。

一度お子さんと一緒に食事のマナーを考えて下さい。
毎日必ずとる食事は、マナーを伝えられる大切な時間です。


 臨時休業、6日目です。学校での給食もなくなりましたが、ご家庭での食事はいかがですか。人の食事での食べ方やマナーからその子の様子がわかるとも言われています。私自身は食べるのが早いのですが、職業柄そのようになっているのかもしれません。食事に限らず、そのときどきでマナーを教えてください。

15日 自分を守る、社会のルールを守る

15日、魔法の日めくりメッセージです。

自分を守る、社会のルールを守る ~信号を守ろう!車に気をつけよう!~

子どもが、親と一緒に歩く間に、
自分の身は自分で守ることが出来るよう、
しっかりと交通ルールを教えましょう。

社会のルールである交通ルールを守ることで、
自分も社会の一員であることを
認識できるようになってきます。

まず、大人である私達が社会のルールを守れるように
見本となりましょう。


 臨時休業、5日目です。新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛が続いています。自分を守ることの大切さを痛感させられました。ルールは何のためにあるのでしょうか。二人以上の生活の中では必ずあります。子どもたちの好きなスポーツにも遊びにもルールがあり、守ることで楽しむことができます。ルールだけでなくマナーも守れる子どもたちを育んでいきましょう。

14日 躍動するわくわく感!

14日の魔法の日めくりメッセージです。

躍動するわくわく感! ~絵本はわくドキ~

絵本は、自分自身でページを進める事も、
戻る事も、止める事もできます。
主導権が自分にあり、探究心、やる気、
自発的な行動を促します。
又、想像力も培われます。
いくつになっても、絵本にふれることで、
冒険心を持ち、何かやってみたくなるような
わくわく感が湧いてきますよ。

一番は何より一緒に絵本を開くこと。
「あなたと一緒に」開く絵本が子どもには格別なものなのです。
さあ、14日目です。絵本の国へ出発しましょう。


 臨時休業、4日目です。地域の人や大人との会話から学ぶことが多くあります。可能でしたら、親子読書や家読に取り組んでみてはいかがでしょうか。非認知能力を育てるのにも読書は大変有効です。学力は「学ぶ力」です。本校の教育目標「自ら学ぶ子」と同じように文字を読んで考える力(読解力)を育てることです。