学校ニュース

点字学習(4年生)

 4年生は、先日の『手話学習』に引き続いて、総合的な学習の時間に『点字学習』を行いました。点訳グループ「桐」の皆さまを講師にお迎えして、6月5日(水)と6日(木)の2日間に分けて実施しました。

 講師の方から、点字は、書くときは右から書いて読むときは左から読むこと、横書きで表すこと、漢字はカナ文字で表すことなど、点字に関するいろいろなことを教えていただきました。子供たちは、興味津々な様子で熱心に説明を聞いていました。

 点訳機が子供たちに1台ずつ配られると、「すごい!」などの声が聞こえてきました。ほとんどの児童が初めて点訳機を触るため、点を打つ練習では、始めはドキドキしながら点を打っている様子が見られました。「ずれちゃう」「うわぁ〜、難しい」などのつぶやきが聞こえていましたが、次第に、「できた」「慣れると簡単だ」など、嬉しそうな声が聞こえ始めました。

 濁音や拗音なども含め6点の組み合わせで文字を表す練習をした後、自分の名前を点字で打ちました。子供たちは、学習したことをもとに、自分の名前をどう打ったらいいか一生懸命に考えながら打っていました。

 点字学習を通して、子供たちの福祉に対する興味・関心や理解が、また一段と深まったようです。