今日の給食 やばいミルクパン

 今日の給食のメニューを紹介します。

 ミルクパン、チキンナゲット(2)、ジャーマンポテト、ワンタンスープ、牛乳です。

 今日のミルクパンは、やばかったです(注)。

(注)について

 最近、新しく明鏡国語辞典(第3版)を購入しました。この辞典は2021年に再編集され、第3版として発売されたものです。言葉は生き物のように変化し、栄枯盛衰があるのです。それらに正しく対応していくことも必要だと思ったのです。

 最近の若者が、たくさん「やばい」を使う現状も、この版には収められています。辞典を作る仕事を小説にした「舟を編む」が本屋大賞を受賞しているのをご存じの方も多いのではないでしょうか。なお、この辞典の話かどうかは定かではありません…。

 さて、そういうわけで、「やばい」を肯定に使うのはずっと誤用と言われてきました。しかし、この版を調べてみると次のような「使い方」が紹介されています。

 「使い方」・・・多く望ましくないことについていうが、プラスの評価に用いることもある。「やばい、これ、おいしい!」

 この通りです。

 言葉は、時代とともに移り変わっているのですね。そして、言葉は、人に自分の考えを伝える道具です。なるべく多くの人に、そして、誤解されることが少ないように、使っていきたいと、教師目線では感じてます。

  いろいろ能書きを書きましたが、きちんとした結論です。

「今日のミルクパンは、ふわふわで柔らかく、とてもおいしかったです。」