令和4年度以前 日誌

和の音楽に触れる学習をしました

 1月30日(水)に3名の講師の先生をお招きし、日本の伝統的な音楽や楽器に親しむことをめあてに、5・6年生を対象にした音楽鑑賞教室を実施しました。

 最初に、学年ごとに6面の箏(こと)を使って「さくらさくら」の演奏を体験しました。

 全員、箏を弾くのは始めての体験でした。琴爪を付け、最初は恐る恐る箏の糸を弾いていましたが、少しずつ音がつながり、音も大きく出せるようになり、だんだんと曲らしくなっていきました。体験の終盤には、講師の先生と合奏をしましたが、子供たちから「もう一回合奏したい」とリクエストが出るくらい、楽しんでいる様子が見られました。

 クイズ形式で箏や三味線の作りについて学んだ後、講師の先生方による『金剛石』と『六段』の演奏があり、音楽室に邦楽の音色が響きわたり、和の世界に包まれました。
 演奏の後、講師の先生から、「『金剛石』の歌詞の中に、ダイヤモンドの原石も人も、磨いてこそ輝けるいという部分があります。自分自身を磨くだけでなく、周りの多くの人に磨いてもらっていることを忘れず、日々をすごしてください。」というメッセージをいただきました。
 子供たちにとって、日常の生活では見たり触れたする機会が少ない箏や三味線を身近に感じることができた、貴重な体験となったようです。

 講師の先生方も、子供たちが生き生きと「さくらさくら」の練習に取り組んでいたことや、集中して演奏の鑑賞をしていたことに感心されていました。

 

 

 

1,2年生ケーキ作り

 1月29日(火)、放課後待機スペースの時間に、待機スペースボランティアのみなさんの御厚意により、1,2年生がケーキ作りを行いました。
 
 丸いスポンジケーキの真ん中に、細かくカットされたいちごをたっぷり入れて、生クリームを塗りました。最後に、生クリームを塗ったケーキの上に、まっ赤ないちごをきれいに飾りました。生クリームを塗るのに苦戦していた児童もいましたが、ボランティアのみなさんにアドバイスしていただきながら、全員、上手に生クリームを塗ることができました。
 いちごのデコレーションケーキが完成した後、児童は自分で作ったあまぁ~いケーキを口いっぱいにほおばり、みんな、そのおいしさに大満足でした。
 
 待機スペースボランティアのみなさん、今年もありがとうございました。


             

「名人から学ぶ」6年総合的な学習の時間

 1月24日(木)、6年生の総合的な学習の時間に、粟野中学校の福田成一先生にゲストティーチャーとして来ていただいて、『名人から学ぶ』を実施しました。

 中学校の先生のお話をうかがうということで、始めは緊張していた子供たちでしたが、福田先生から開口一番、「1番大切にしているのは、生徒です。」と熱意のこもったお言葉をいただき、子供たちはあっという間に福田先生の世界に引き込まれていきました。
 「教師になるための進路は?」「忘れられない言葉は?」「先生になって1番の思い出は?」「先生になってうれしい出来事は?」・・・子供たちの質問に対して、生徒や仕事に対する愛情あふれた回答を頂きました。
 『名人から学ぶ』は、総合的な学習の時間の「キャリア教育」の一環として実施した学習ですが、先日実施された粟野中学校区の小中交流学習会と合わせて、熱心で魅力ある粟野中学校の先生方と接することができた6年生たちは、中学校進学への期待と希望が、また一層膨らみました。


  

南摩小学校との交流学習

 1月21日(月)に、来年度の修学旅行合同実施に向けて、南摩小学校と本校の5年生で、交流学習を行いました。

 最初はお互いにやや緊張気味の様子がみられ、同じ学校の友達と固まって話をしている子供たちがほとんどでした。しかし、仲間づくりや運動などの交流活動を一緒に行っていく中で、緊張も徐々にほぐれ、それぞれの学校の子供たちが入り交じって交流をする姿が見られるようになりました。中には、幼稚園が一緒だった友達もいたようで、その頃のことを思い出して話をしている子供たちもいました。
 南摩小学校の5年生も本校の5年生も、話を聞くときには、話している人の方へ体を向けて静かに聞くことができていました。また、休憩時間後の活動開始の時間には、指示されなくても時間になったら整列をしていました。5月の修学旅行に向けて、すでにすばらしい心構えをもった5年生たちだと、頼もしく感じました。
 交流活動後の振り返りでは、「今度、修学旅行へ一緒に行くのが楽しみになった。」という声を多く聞くことができました。
 来年度の修学旅行合同実施に向けて、よいスタートとなる交流学習ができました。

               

小中交流学習会

 1月18日(金)、鹿沼市立粟野中学校において、粟野中学校区の6年生が集まり、「小中交流学習会」が実施されました。

 最初に、粟野中学校の1年生から、粟野中学校の1日の生活やココが違う中学校!、部活動紹介など、中学校生活について説明を受けました。久しぶりに会った本校卒業生が、制服に身を包んで先輩として落ち着いて説明する姿に、やや緊張気味の子供たちでした。
 次に、1年生のクラスの授業参観では国語科と社会科の授業を参観させていただきました。課題を解決するためにそれぞれの考えを交流したり、難しい言葉が入った質問に素早く応えたりする、頼もしい中学生の姿を見学しました。
 最後に、体育館で中学1年生たちと一緒に交流活動を行いました。「粟中〇✕クイズ」「餃子じゃんけん」「ジェスチャーゲーム」で交流しました。中学生の上手なリードで緊張もほぐれ、他校の6年生とも楽しく交流することができました。
 校舎内の空間に配置されている素敵な芸術作品、充実した設備、優しい先輩たち・・・、中学校への期待が大いに膨らんだ交流学習会でした。

                            

租税教室(6年生)

 1月16日(水)、6年生教室において、鹿沼税務署、及び納税貯蓄組合連合会の方々を講師にお招きして、「租税教室」が実施されました。

 国民が納める税金によって、消防署の救急活動や警察署の犯罪取り締まり、ゴミの回収と処理、公園の整備等、様々な活動が行われており、私たちの安全安心な生活が守られ、快適な生活が維持されていることなどを学びました。
 授業の初めは、「消費税を払うのは、いやな気持ちがします。」と言っていた子供たちも、授業の最後には、「税金は、公共のために役立っていることが分かりました。」等の感想を述べることができました。また、1億円を模した札束の見本も見せていただき、その重さ(約10キログラム)にも盛り上がりました。
 授業の後、講師の方から、「子供たちが真剣に授業に参加して、しっかりと自分の意見を述べていてすばらしいですね。」と、お褒めの言葉をいただきました。

         

Limitクリスマスコスペシャルコンサート

 12月20日(木)、清洲第二小学校体育館において、本校職員 野口亮先生とその友人 傳法谷(でんぽうや)隆範さんにより結成されたピアノデュオ「Limit」による『クリスマススペシャルコンサート~ブギウギピアノの秘密』が開催されました。
 このコンサートに向けて、体育館の中は子供たちと職員によって、クリスマス一色に華やかに飾りつけがなされました。
 開会に先立って、子供たちは、暗転された場内を「きよしこの夜」の音楽を聴きながら入場しました。
 コンサートでは、ジブリやアニメ、ディズニー、クリスマス楽曲など、誰もが知っている名曲をアレンジしたメドレー曲や、野口先生作曲の「ラ・メール」などのオリジナル楽曲を、ブギウギのリズムで聴かせていただきました。ピアノ1台を4手連弾するお二人の指の動く速さに会場のみんなは驚かされ、いつしか、ブギウギの魅力に取りつかれていきました。
 児童たちとのコラボ企画や運動会のダンスメドレーなどもあり、クリスマのウキウキする雰囲気を心ゆくまで楽しみ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 夢のような素晴らしいひと時をプレゼントしてくださった
「Limit」のお二人に、心から感謝します。


          

百人一首会 in 医王寺

 12月19日(水)に、地域の文化遺産である医王寺において、「百人一首会in医王寺」が行われました。
 本校では、毎週木曜日の清二っ子タイム(朝の学習)を「百人一首」の時間として、毎年、100首の中から20首を決めて取り組んでおり、子供たちは、百人一首を通して日本文化に触れ、古典(和歌)に親しんでいます。1年生の子供たちは、初めはルールを覚えることさえ大変でしたが、今では、自分の好きな一首を決めて、毎週楽しんで取り組んでおり、「吹くからに~」と上の句を聞いただけで、すぐに「はいっ!」と元気に取り札が取れるまでに腕を上げている子も、たくさんいます。
 「百人一首会in医王寺」では、由緒ある医王寺の客殿の畳の上にきちんと正座し、和室での作法を守って活動する子供たちの姿は、いつもより大人びて見えました。
 百人一首の後は、高学年は和室の畳の拭き掃除、低・中学年は境内の落ち葉拾いを行いました。
 今年で7回目の催しになりますが、いつも清二小の子供たちを温かく迎え入れてくださる医王寺の住職様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

        

クリスマスコンサート(ラストコンサート)

 12月15日(土)に、宇都宮工業高校音楽部によるクリスマスコンサートが開催され、約130名の方が来場されました。
 清洲第一小としては18回目、清洲第二小との合同開催としては4回目になり、毎年、地域の方も楽しみにしてくださっていましたが、平成最後の今回を一区切りとして、ラストコンサートとなりました。
 今回のオープニングは、クリスマスソングメドレーでした。その後の毎年恒例の白い布を体に巻き付けつけた神様が登場した音楽劇では、昭和歌謡がたくさん演奏され、観客のみなさんが顔を見合わせて「懐かしい」とにっこりされたり、歌に合わせて手拍子が起こったり、自然と歌詞を口ずさむ姿などが見られました。アンコールは、昭和歌謡や映画音楽の数々をメドレーにした演奏でしたが、魂のこもった、気迫あふれる演奏に客席から大きな拍手が起こり、まさしくラストにふさわしい、素晴らしいコンサートとなりました。
 清洲地区でのクリスマスコンサートは最後となりましたが、若者らしいさわやかさと実力を兼ね備えた、宇都宮工業高校音楽部の皆さんの今後の活躍を、陰ながら応援したいと思います。
 最後に、コンサートの準備や後片付け等に御協力くださったPTAの方々にお礼申しあげます。ありがとうございました。

 

 

世代間交流

  12月7日(金)、清洲コミュニティーセンター主催の「世代間交流事業」があり、地域のおじいさん、おばあさんにおいでいただき、1、2年生が昔の遊びを教えていだだきました。

 「竹とんぼ」「けん玉」「おはじき」「こま」を使った4つの遊びを、グループに分かれて、10分間ずつすべて体験しました。
 1年生にとっては、初めて経験する遊びがほとんどで、うまくできるか心配でした。しかし、おじいさん、おばあさんに遊び方やうまくいくコツを丁寧に教えていただき、楽しく遊ぶことができました。
 2年生は、1年生の時に体験済みで遊びのコツなどを体で覚えていたようで、上手に竹とんぼを飛ばしたり、おはじきをはじいたりしていました。
 「竹とんぼが遠くにとんだ!」「こまがうまく回った!」といった歓声も、あちらこちらでたくさん聞かれました。
 最後に、教えてくださった皆さんに、1年生はクリスマスにぴったりの手作りのリースを、2年生は心のこもったお手紙をプレゼントしました。皆さん、とても喜んでくださいました。
 本当に楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。