学校ニュース

音楽【邦楽)鑑賞教室

 2月23日(木)に3名の講師の先生をお招きし、日本の伝統的な音楽や楽器に親しむことをめあてに、5・6年生を対象にした音楽鑑賞教室を実施しました。
 最初に7面の箏(こと)を使って「さくらさくら」の演奏を体験しました。その後、箏と三味線に関するクイズに挑戦し、それぞれの楽器の材質や音の出し方について理解しました。校長先生もギターを持ってきてくださり、三味線の構造や奏法との違いを比べました。
 最後に講師の先生方が、箏と三味線で「六段の調べ」を演奏してくださいました。音楽室に邦楽の音色が響きわたり、和の世界に包まれました。
 演奏の後、講師の先生から「音楽は心で聴くものだから、感じ方は一人一人違います。どのようなことにでもそうですが、自分と感じ方が違うからといってその人を退けるのではなく、その違いを受け入れるようにしましょう。」とメッセージをいただきました。
 子供達にとって、日常の生活では見たり触れたする機会が少ない、箏や三味線を身近に感じることができた、貴重な体験となったようです。 講師の先生方も、子供達が生き生きと「さくらさくら」の練習に取り組んでいたことや、「六段の調べ」の演奏を集中して鑑賞をしていたことに感心されていました。