今日の朝は、低学年でＫＬＶの読み聞かせがありました。「にじいろのしまうま」というお話で、絵をアンパンマンの作者やなせたかしさんが描いています。にじいろのしまうまは、たくさんの動物とお友達になりました。にじいろのしまうまが病気になった時、みんなが心配して看病をしてくれたおかげで、元気になりました。

　ある日日照りが続き、川の水がなくなってしまいます。元気のない仲間のために、にじいろのしまうまは一生懸命お願いしました。自分の美しい虹色が、川の水、森の木々や花、みんなの食べ物の果物などになり、みんなを元気にします。しかし、自分は真っ白い馬になってしまいます。「ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」という愛をこの本は子どもたちの心に届けてくれました。内容に加え、ＫＬＶの方の優しい語りとやなせたかしさんの絵が、私たちの心をとても温かい気持ちにさせてくれました。相手を思いやる優しい心が、みんなを幸せにすることを子どもたちに教えてくれた素敵な読み聞かせでした。

　3・4年生が体育でマット運動の授業をしていました。今日の目標を決めて、一生懸命練習に励んでいました。うまく回れるコツをアドバイスしたり、友達の良い動きを伝え合ったり、友達を支えたりして、励まし学び合う姿が見られ、とてもうれしくなりました。