学校ニュース

ハンナのカバン(5年生)

 本日の5,6校時に、「NPO法人ホロコースト教育資料センター」の方を講師にお迎えして、「ハンナのカバン」の道徳の授業を行いました。
 このお話は、ホロコーストによって、幼くして命を奪われたハンナの一生を通じて命の大切さや差別の不当性に気付くものでした。
 5校時は、講師の先生に「ハンナのカバン」を視覚的な資料を使って、分かりやすく話していただきました。幼くしてつらい差別にあい、命を奪われてしまったハンナの一生を聞いて、子ども達は悲しく、ショックを受けたようでした。
 その後、6校時にはお話を聞いて、それぞれの考えや意見を発表し合いました。最初は小さな問題だったものが群集心理でどんどん大きくなり、取り返しの付かないことになってしまったことに、子ども達は気付いていました。また、命の大切さや差別の不当性に気付くと共に、差別に対して傍観者になってしまう危険性も知ることができました。
 今回の道徳を通して、子ども達はいろいろな考えを出し合い、成長するきっかけになったと思います。子ども達も担任も、今自分ができることから差別をなくし、命を大切にしようと思いました。
 講師の先生方、本当にありがとうございました。今回の授業を、今後の生活に生かしていきます。