2025年2月の記事一覧

1年技術(木材加工)切削・組み立て・接合

1年技術の木材加工は、地元の大工さんにボランティアでご指導をいただいています。

作品の接合を行う前に、釘打ちの練習をしました。

角材に、どんどん釘を打ち込んでいきます。

1分間に何本釘が打てるか、みんなで競い合いました。

結果は、生徒の皆さんも大健闘しましたが、ボランティアの大工さんとは、ダブルスコアーの大差でした。

プロの技の凄さを生徒は肌で実感したようです。

練習の成果もあり、部材に対して、垂直に迷いなく釘打ちができました。

難易度の高い、直角の接合も、理想的な釘打ちができました。

 一部の部材にくるいがあったようなので、しっかりと接合されるように、かんなで切削を行い、修正をしていきます。

仕切りの板が動くようにしたい計画を実現するために、底板にのみで溝を掘っていきます。

背板は、電動糸鋸で貫通させます。

貫通させた背板をヤスリで、磨いていきます。

紙やすりを巻く細い板をつくって、丁寧に磨いていきました。

いよいよ最後の部品を接合して、完成です。

仕切り板にほぞを打ち付けて溝にはロウを塗って動かしやすくしました。

向きを変えれば、2通りの使い方ができます。

想いが形となった、満足のいく作品が完成しました。

こちらの作品は、中のものが見えないようにしたいという計画から、蝶番をつけ、扉をつくりました。

また、移動しやすいようにとキャスターも取り付けました。方向転換がきくようにキャスターは3個つけました。

こちらも想いが形となり、とてもスタイリッシュにできました。

扉には、磁石をつけ、閉まり具合がさらに向上しました。

ボランティアさんの自宅から、竹を提供していただき、竹とんぼも製作しました。

刃物の適切な使い方も、大切な学びとなりました。

完成です。飛ばすのがとても楽しみです。

木工ボランティアさんのお力添えで、生徒の発想が、形となり、試行錯誤のもと、問題解決型の授業ができました。そして、立派な作品が完成しました。

生徒にとって、技能の習得はもとより、個別最適な深い学びとなりました。本当にありがとうございました。 

1・2年生合同体育(サッカー)

1・2年生は合同で、サッカーの授業が始まっています。

校庭の全面を使って、運動量、安全面を確保してサッカーが行われています。

双股岳の山麓に、生徒の声が響き渡りました。

「夢はるか 望みに燃えて わが魂の 学びやもらん・・・♪」

子どのたちの全力プレーを見て、校歌の一節が脳裏によぎりました。

PTA執行部役員会

1月10日(月)にPTA執行部役員会を開催しました。

今年度のPTA活動の報告と次年度の活動計画案などについて、意見交換を行いました。

また、次年度の執行部役員、地区理事案などを確認しました。

次年度の運動会、学校祭、奉仕作業、家庭教育学級、PTA研修、資源物回収の在り方などについて、具体的な提案がなされました。地域の皆様のお力添えが、諸活動のよりよい運営につながっています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

余談ですが、PTA執行部役員会が行われたランチルームには、ステンドグラスがあります。

モダンなデザインが春日丘の夜に映えていました。

学校の校庭に石碑はいくつあるでしょうか(その3)

体育館の入り口付近に校歌の石碑があります。

石碑の裏面には、学校の沿革が刻まれています。

昭和22年4月1日 学制改革により加蘇村立加蘇中学校創立

加園、久我両教場にて開校

昭和25年10月21日 本校舎石裂分校舎新築開校

昭和29年10月1日 市町村合併により校名を鹿沼市立加蘇中学校に変更

昭和32年3月31日 石裂分校廃止 

現在に至る

昭和54年2月 校歌碑寄贈

とありました。

昭和29年10月1日を開校記念日としますと令和6年10月1日で、本校は70年の節目を迎えたことになります。

先人の皆様方の想いが、脈々と受け継がれ、今があることを再認識しました。