令和6年度 日誌

鉛筆 2年国語 MIMの学習

MIMの学習をしました。

MIMは「多層指導モデル」のことを指し、読みの流暢性を高めるための学習です。鹿沼市では、すべての小学校低学年において実施されています。

内容としては、形が似た文字の読み間違えに気を付けたり、促音や拗音等の特殊音節を正しく読んだりといった音読の流暢性を高めるためのトレーニングになります。

以前はペーパーに印刷したものを使用し、採点等も教員が人力で行っていましたが、現在ではデジタル化され各自のタブレットを用いて実施しています。今や学校現場のICT活用は、このような場面にも浸透しています。

時間内にできるだけ多くの問題に取り組むため、子どもたちは制限時間いっぱい集中して取り組みます。

実施後は、取り組んだ問題数と正しく読めた問題数が表示されるため、目標をもって取り組めます。また、モチベーションも維持されます。

特殊音節の習得は、低学年の段階ではとても重要になります。つまずきを早期に発見・支援することによって「文章内容を正しく読み解く力」につながっていきます。3学期も、子どもたちには目標をもってがんばらせていきます。

ご家庭においても、教科書の音読等の学習を大切にしていただけると嬉しいです。

星 5年算数 学期末!テストに取り組みました

2学期も残りわずかとなりました。

学期末につきものは、やはり「テスト」ということになります。

単元の終わりと学期の終わりが重なるこの時期は、どの学年でもテストの時間が多くなりがちです。

子どもたちは、「またテストか…」と憂鬱な気持ちになるかもしれませんね。

5年生の算数も今日はテストでした。

様々な図形の面積を求める学習内容です。

5年生では、たくさんの「面積を求める公式」を学習します。平行四辺形、三角形、台形、ひし形など覚えるのが大変です。きっと子どもたちも苦労したと思います。

 

でも…、単元の最初に出てくる「平行四辺形」は、既習の「正方形・長方形」の面積の求め方を活用して求めることができます。同じように「三角形」や「台形」、「ひし形」の面積も、他の図形の求め方を活用すれば公式を覚えていなくても求めることが可能です。もちろん公式を知っていれば、短時間で立式し答えを求められますが、「公式に数字を当てはめて答えを求める力」は、これからの時代では、さほど「重視」されるものではなくなっていくかもしれません。「過程を論理的に考えながら、様々な方法で答えを求める力」が重んじられる時代がすぐそこまで来ています。

真剣にテストに取り組む5年生

「公式に数値を正しく当てはめて答えを求める」ことは、これまで日本人が得意としてきたものです。しかしながら、それだけでは通用しないほど世の中は複雑化・多様化の一途をたどっています。そして、そんな社会の変化に柔軟に対応していく力が子どもたちには必要となります。

学校では「ルールに沿った作業の正確性」とともに「物事に柔軟に対応するための考える力」の育成にも力を入れています。

 長文失礼しました。

ひらめき 3年 韓国の文化について学びました

3年生の国語教材に、「三年とうげ」があります。

「三年とうげ」は韓国の民話で、「転ぶと寿命が三年縮まると言い伝えられる三年とうげ」で転んだおじいさんのお話です。作者は、「李錦玉(リ・クムオギ)」という児童文学作家です。

 

そこで、3年生は国語学習の発展として韓国文化の学習をしました。

今日は、国際理解教育サークル様のご尽力とコーディネーターとして地元の山本先生にもお世話になりまして、講師の先生に御来校いただきました。

韓国の歴史や家屋、食べ物、学校生活、子どもの遊びなどについて、日本との違いを中心に話をしていただきました。児童が最も「食いついた」のは「韓国の食べ物」の話でした。キムチにビビンバにキンパに韓国のりなど、身を乗り出して話を聞いていました。さすがです、みなさん。

韓国の家屋の話です

韓国の子どもたちの日課表です

たくさんの「実物」をご用意していただきました

民族衣装「チマチョゴリ」

太鼓に合わせて児童と「三年とうげ」を朗読

チマチョゴリを着せてもらいました

日本の蹴鞠のような遊びも体験しました

お金なども見せてもらいました

今日の学習を通して、お隣の国「大韓民国」を身近に感じることができたのではないでしょうか。

授業に御協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。児童に貴重な体験をさせることができました。

4年 クリケットに挑戦

クリケットというスポーツをご存知でしょうか。

クリケットはイギリス国技で、ベースボール(野球)の原型といわれる球技です。

もともとは羊飼いの遊びとして始まり、羊飼いが使用する棒状のスティックで、相手が投げ込む石から味方のゲートを守ることを目的とするものだったといわれています。(諸説あり)

 

今日は、4年生がクリケットに挑戦しました。

といっても、正式なクリケットはもともと上流階級の紳士・淑女のスポーツで、試合中にティータイムが入ったり、何日にもわたって試合が行われたりするそうです。さすが大英帝国発祥のスポーツですよね。

 

そこで、クリケットの用具を使用したゲームを行いました。

これがクリケットのバットです ずいぶん平たい形をしています

プラ製のものですが本物は木製かな

子どもたちが使用したボールです ゴム製です

本物は革製になります

小さなカラーコーンの上に乗っているボール(5つ)を連続で打ち、守備側がもとの状態に戻すまで2本の棒の間を走ります。守備側が戻し終わるまでに周回できた数が打者の得点になります。打者一巡したら攻守交代です。

守備側は大変です。打者が5球目を打った瞬間にスタートです。

前に行ったり、後ろに行ったりボールは転々としています。

「とにかく遠くに飛ばしたい!」

今日のゲームを教えてくれたのは、ALTの先生です。用具も準備していただきました。

今日のゲームは、「ラピッドファイア」というそうです。「ラピッドファイア」とは、「連射」の意。なるほど。

子どもたちのゲームの様子からは、紳士・淑女の優雅さやクリケットの伝統は感じられませんでしたが(笑)、スポーツの楽しさはしっかりと伝わってきました。なかなか「激しい」スポーツでした。4年生、楽しかったね。

ゴスペルを鑑賞しました(5・6年生)

 今日は、5・6年生が集まり、体育館でゴスペルの鑑賞をしました。

 演者の方々の歌声、立ち姿でクリスマスがぐっと近づいた気がしました。

 こんな素敵な経験ができるのも、国際理解ボランティアの方々のコーディネートのお陰です。ありがとうございます。

音楽の教科書も作っている教育芸術社のホームページによると、

「ゴスペルは,もともと「福音書」という意味です。現在では,アフリカ系のアメリカ人たちが通う教会のオルガン奏者などによって,かれらのためにつくり出された現代風な聖歌とされています。そのゴスペルは,教会の礼拝では,とても大切な役割を果たしてきました。」

ということです。

今日は音楽の時間の授業として実施しているので、こどもたちは一緒に歌唱もしました。

さすがに高学年、とても美しい声で歌っていました。

 

追記

 実は一昨年、ストーブの焚き過ぎで体育館のブレーカーが落ちてしまいました。

 その時の経験もあって、ひやひやしていた私(教頭)。

 しかし、今日はどうやら無事に終わりました。ほっと一安心でした。