１・２年生は生活科で「地域の皆さんの『えがおのひみつ』をしらべよう」というテーマで学習してきました。今日は、学校のすぐ裏にある商業施設内のそば店で『えがおのひみつ』を教えていただくため、学校を出発しました。校庭出入口から出て少し歩くと、すぐ施設が見えてきました。上南摩といえば、そばが有名です。１・２年生はどんな学びをしてくるのでしょう。

このおそば屋さんはとても有名で、お客様が毎日たくさん訪れます。今日は本校児童の見学に合わせて、仕込みを早い時間から行ってくださっていました。このお店には、学区内の自治会長さんがいらっしゃいます。自治会長さんがお店について説明をしてくださいました。その後、児童はそば打ちをガラス越しに見学させていただきました。そば粉に水を入れてから練り、延ばしていくまでの作業を、児童はガラスに顔をつけるほどの勢いで見ていました。そしてその熟練の技に目を奪われていました。

このお店には、本校の地域コーディネーターさんもいらっしゃいます。児童が事前学習で考えてきたたくさんの質問に、丁寧に答えてくださいました。児童の「お仕事をしていて嬉しいことは何ですか。」の問いの答えは「お客さんに喜んでもらえた時だよ。」、「お仕事で大変なことは何ですか。」の問いには「大変なことは、ないよ。」とお答えいただきました。1・2年生は、この質問の答えから『えがおのひみつ』に近づけたのではないでしょうか。

児童は今日の見学を通して、地元にあるお店のよさや素晴らしさ、地域の方々の笑顔の秘密を、自身の目と耳で確かめることができました。そして、地域の特産品への理解とともに、働く人の輝く姿やかっこよさを感じることができたことと思います。

お忙しい中、児童のためにお時間を作っていただいた皆様、今日は本当にありがとうございました。