持久走大会がいよいよ今週末にせまってきました。それに向けて、今日も業間に持久走をしました。

　風が冷たい日でしたが、子どもたちは、がんばって練習に励みました。

　学習指導要領の中で、持久走は「動きを持続する能力を高めるための運動」に位置付けられています。また、運動をする上では、体の限界を超え、我慢して走り続けることより、生涯にわたって体を動かすことの楽しさを感じられるようにすること、自分のペースで走り続けることにおもきが置かれているようです。

　確かに、持久走は、走るのが得意な子にとっては、実力を発揮できるよい機会ですが、走るのが苦手な子にとっては、つらい学習になりがちです。そのため、学校では持久走の時、リズムを感じて走ることができるよう軽快なＢＧＭを利用しています。大会当日は、BGMを流すことはしませんが、子どもたちには、ぜひ、自分のペースを守って走り続けてほしいものです。

　しつこいようですが、走るのが得意なお子さんには、実力が認められた「順位」という結果に対して、自己肯定感を高める声掛けをしてください。しかし、持久走が苦手なお子さんの場合には、自分の走れるペースを知って、「努力したプロセス」や「ゴールまで走り続けたこと」を大いにほめて、認めてほしいと思います。

　ボランティアの方も地域で走るのをご覧になる方も、子どもたちが、安全に、自分の実力を発揮し、走り続けられるような応援をお願いしたいと思います。

　なお、ご自分のお子様の様子を写真や動画におさめる場合には、交通の安全を確保の上、肖像権などにも十分ご注意ください。

　体調の悪い子は減ってきたようですが、空気が乾燥してきました。

　万全な体調で大会に臨めるよう、健康管理に気を付けてほしいと思います。