学校ニュース

令和6年度 日誌

人権講話

12月10日(火)清原東小学校の南沢創先生を講師にお迎えして、人権講話がおこなわれました。

 

☆南沢先生は、幼少期に網膜色素変性症という目の病気を患い、大学生になったときには視力を失ってしまいました。しかし、とても明るく元気な方で、「今できることを精一杯行い、足りなところは、周りの人に支えていただく。」という気持ちで、たくさんのことに前向きな気持ちで取り組んでこられたお話をしてくださいました。

 

☆ヴァイオリンやリコーダーの演奏も素晴らしく、南沢先生の演奏にみんな聴き入っていました。

 

☆最初ヴァイオリンの弦が外れるハプニングもありましたが、持ち前の明るさとユーモアでそれを笑いに変えてお話ししてくださいました。

※この後田中先生のご協力で弦が元に戻りました。

 

☆コンピューターによる音声で点字を読みとり、物語の朗読もしてくださいました。

 

☆講話の始まった直後に南沢先生が、生徒たちに2つの質問をしました。

①障害者はかわいそうだと思う人?

②障害者は不幸だと思う人?

最初は、この2つの質問に対して「思う。」という生徒がいましたが、南沢先生の講話の内容や何事に対しても前向きに取り組むお姿を見て、その考えはなくなり、「自分たちも今できること、やるべきことをしっかりとやっていこう。」という気持ちになりました。  

 

南沢先生、素晴らしい、お話、演奏をありがとうございました。生徒、職員、ともにとても充実した時間となりました。