2022年11月の記事一覧
高齢者理解のための授業
25日(金)の午後、市の社会福祉協議会と連携して、「高齢者理解のための授業」を行いました。1年生は車椅子体験、2年生は高齢者疑似体験、3年生は座学で認知症サポーター養成講座を受けました。
本来は、地区の敬老会前に実施し、地域の高齢者の皆様との交流時に活かすための学習です。来年度こそ敬老会が開催され、ここで学んだことを活かす場ができることを祈っています。
社会の高齢化が急速に進む中で、高齢者がどのようなことに困っているのか、不自由しているのかを知り、自分たちにできることは何かを考える上で、大変勉強になったと思います。
高齢者を含め、一人一人を大切にして労わることができる、思いやりのある大人に育ち、人に優しい社会をつくっていってほしいと思います。
かぬま教育研究の日
22日(火)は「かぬま教育研究の日」でした。鹿沼市内の中学校全校の教員が各教科の研究授業をオンラインで視聴し、授業研究会を行いました。
鹿沼市全体で「授業力向上」を目指して実施している事業で、本年度は本校と北犬飼中学校が研究推進校となり、授業の提供を行いました。
今後もそれぞれが授業力の向上を目指して研修を重ねます。
芸術家派遣事業で学ぶ
18日(金)、芸術家派遣事業の一環として、文化庁派遣講師の藤平先生に御来校願い、実際に演奏しながらオーケストラを構成するさまざまな楽器の特徴などを教えていただきました。例えばトランペットはどうすれば音が出るかなどのクイズを出題したりして、楽しく、分かりやすく進めてくださいました。生徒からは、「強く吹く」「ピストンを指で押す」などの意見が出ましたが、果たして正解は…ふだんなかなかオーケストラの生演奏を聴くことはないので、よい機会に恵まれました。
避難訓練実施
17日(木)の放課後、鹿沼消防署員を招き、竜巻と火災を想定した避難訓練を実施しました。具体的には、竜巻が本校を直撃し、東西の非常階段が壊れた中で、火災が発生したという想定です。
まず、竜巻接近の知らせを受け、生徒たちは教室に机などでバリケードを築き、身をかかがめて竜巻が過ぎ去るのを待ちました。
続いて、火災発生の放送。発煙筒がたかれ、防火扉が閉まりました。慣れ親しんでいる校舎なので、いつもならスムーズに避難できるのに、今回は煙が充満し、狭い非常扉を通っての避難となり、思うように前に進めません。それでも、生徒たちは整然と落ち着いて避難しました。
避難完了後の消防署員からの講評では、何か通常と異なる事態が起きても、大したことないだろうと思い込んでしまう「正常性バイアス」や、他の人も逃げていないから、自分もまだ動かなくていいだろうと考えてしまう「同調性バイアス」について説明がありました。こういった人間の特性を知り、逃げ遅れないよう、警報が聞こえたら次に何をすべきか自ら考えられるようになってほしいものです。
最後は、水消火器を使った消火訓練でした。消防署員から手ほどきを受け、代表生徒数名が火の的を目がけて放水し、鎮火させました。
煙と消火剤で視界が遮られるので、前もって消火後の逃げ道を確認しておく、うっかりレバーを握って誤射してしまう、火に近づくのをためらって消火剤が火元に届かないことがあるので気を付けるなど、消火時の大切なポイントも教えていただきました。
資源物回収への御協力に感謝
12日(土)、保護者の皆様の御協力により、例年どおり資源物回収を実施することができました。そして、地区内各御家庭の御協力をいただき、新聞紙や段ボール、アルミ缶などを大量に回収しました。生徒の様子や発する言葉などから、次から次へと運び込まれる資源物の山を目の当たりにし、各家庭から相当量の不用品が出されることを実感していたように感じました。ここで得られた収益は、学校生活の充実に資するような有意義な使途を考えています。
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