2025年7月の記事一覧
3年国語 詩や歌の音の数
「日本の歌や詩には、五音と七音を組み合わせたものがたくさんあるね」という学習です。
様々な歌の歌詞を指折り数えてみます。
うーん、確かに。「茶摘」も「富士山」も「君が代」も…「石川小の校歌」もそうだ。
そこで出てくる疑問は、「なぜだろう?」というものです。
どうして日本の歌や詩には5と7の音数のものが多いのだろう。そんなクエスチョンに挑戦です。
子どもたちは一生懸命に「理由」を考えます。
みんなの知恵を結集して
出てきた考えは、
・リズムがよい
・テンポがよい
・読みやすい など…。
日本語のリズムは、「七五調」といいます。七音と五音のリズムを繰り返す形式です。
日本語の基本的な単語は、二音節のものが圧倒的に多いです。(ヤマ、カワ、ウミ、ソラなど)そして、これらの言葉の上にかぶせられる和歌の枕詞(まくらことば)は圧倒的に五音が多いのだそうです。(アシヒキノ、アカネサス、アサギリノなど)
全てが当てはまるわけではありませんが、歴史的に考えると「七五調」となるのが「日本語の宿命」と言う研究者もいます。
日本語には、日本人の感性や知性、常識といったものが込められています。ある意味日本の文化そのものです。
今日の授業は、日本語の素晴らしさに触れる学習でした。
2年生活科 トウモロコシの支柱立て
2年生の畑のトウモロコシもずいぶん大きくなってきました。
今日は、支柱立てをしました。とても暑い中でしたが、子どもたちは互いに協力しながら頑張って仕事をしました。
下の写真がトウモロコシの根の部分です。
トウモロコシの根は「支柱根」と呼ばれ、写真のように茎から根が枝分かれしています。
背丈が高くなるトウモロコシは、その不安定さを補うために根がこのような形をしているのですね。植物の知恵と工夫ってすごいです。子どもたちにはこんなところにも注目してもらいたいです。
さて、「支柱根」を助ける「支柱」が完成しました。
これで、少々の風ではびくともしないですね。おいしいポップコーンが待ち遠しいです。
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